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キイハンター

キイハンターはアクションドラマの草分け

キイハンターというテレビ番組をご存知でしょうか?

放送は1968年4月~1973年4月とだいぶ昔の事なので知らない人も多いでしょうが、名前は聞いたことがあったり主題歌(特に伴奏のみ)を聞いたことがある人はわりと多いのでは?と思います。

当時も今もテレビドラマで5年も続く番組はかなり希少なものだと思います。

 

↓当時のオープニング画面より

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引用元: ALWAYS四丁目 ギドラキュラのお伽話 様
http://blogs.yahoo.co.jp/kpgcm339/62198032.html

 

日本のアクションものの草分けともいえる番組であり、丹波哲郎さん、野際陽子さん、千葉真一さん、谷隼人さんなど大スターが勢揃いでした。

彼らは「国際警察特別室」という部署の特殊メンバーであり、警察っぽくなかったですが悪の組織に徹底的に立ち向かうというものでした。

当時はウルトラマンから始まったウルトラシリーズや仮面ライダーが始まったころであり、ヒーロー全盛時代でした。

 

キイハンターもある意味ヒーローものですが、相手は悪の組織であり怪獣や宇宙人ではありません。

武器もせいぜい拳銃で基本は「体を張って戦う」というものでした。完全に大人向けの番組でしたが子供心にカッコよさにひかれましたね。

特に千葉真一さんと谷隼人さんは「なんてカッコ良いお兄さんなんだ!」と思って見ていました。

(この当時はどんなにきれいなお姉さんが出ていてもアクションがカッコいいお兄さんの方に心惹かれていました。純粋だったんですね~)

 

キイハンターが何かに影響を受けていたとしたら、完全な私見ですが「スパイ大作戦」の影響を少し受けていた気がします。

何処って言われても答えられないのですけど・・・。

 

そう言えばキイハンターの終焉のころの1972~1973年にかけては日本テレビで「体を張るヒーローもの」としてバイク乗りが敵をやっつける「ワイルドセブン」という番組がありましたね。

(敵は「ブラック・スパイダー」という悪者の組織でした)

彼らはバイクに乗って駆け付け、時にはバイクに乗ったまま敵をやっつけますが、でも拳銃以外は派手な武器は特になかったと思います。

キイハンターはTBSでしたが、もしかしたらワイルドセブンもバイクに乗るという部分を除けば最低限の武器と体で(怪獣や宇宙人でない)敵と戦うということでは同じ路線だったのかもしれません。

ワイルドセブンは1969年に作品が発表されていますが、決してキイハンターがヒントになったとかではなくて時代がウルトラマンに変わるヒーローを求めていたのでは?と勝手に思ったりします。

(ワイルドセブンに関しては別途書くことにしますね)

国内ドラマ

キイハンターの主題歌は頭から離れない

キイハンターの主題歌は野際陽子さんが歌っていた「非常のライセンス」という歌でした。

確かオープニングではこの曲だけが流れて出演者のアクションシーンと説明のセリフが流れて「歌入り」主題歌は番組の最後だったと思います。

 

この曲の前奏の部分で「あ~ん」とか「うふ~ん」とかの声が流れて子供心に、「いやらしいな」とか「エロイな」とか思ってちょっとだけ大人の世界を垣間見た気がしました。

でもその後正しい歌詞を知ってこの部分は、「ウフン、ラモール」、「アー、ラモール」と言っていたんですね。

まあ私が聞いて思っていたのと大して変わりはありませんけど。

 

野際陽子さんの色っぽくて一言一言がはっきりとした声と、エレキギターやトランペットなどを全面に押し出した伴奏は時代を反映していたと思います。

この曲の歌詞と動画はこちらから見れますのでぜひどうぞ。

Uta-Net 様   http://www.uta-net.com/movie/43270/
この歌声とリズムは頭から離れません。ほぼ毎週見ていたせいもありますがしっかりと脳みそに染み込んでいます。

驚くことにこの曲はカラオケでもあるんですよ!

何度か歌いましたが幼少の頃がこみあげて来ます。きっと上記リンク先から曲を聴くと放送されていた時代をご存知ない方も「あれ?聞いたことがある」と思うかもしれません。特にメロディだけでも。

キイハンターの回で一番記憶に残っているのは?

私にとってはズバリ、北陸の尾小屋鉄道(1977年廃止)のロケでした。

理由はただ一つ、私は幼稚園時代から今に至る熱烈な「鉄道オタク」だからです。

当時この鉄道は知りませんでしたが、とても小さなサイズの客車とSL、山中に続く細い単線の線路など幼少期であっても「鉄こころ」を刺激するのには充分すぎる場面の連続でした。

その後この放送を調べると2話に分かれて放送されたようです。


第161話(1971年5月1日放送)「荒野の列車大襲撃作戦」

第162話(1971年5月8日放送)「蒸気機関車大渓谷の決戦」


確か悪者に千葉真一と谷隼人(だったと思う)が捕まって二人の手首に手錠をかけられてしまい、尾小屋鉄道に乗るのですが(なぜ乗ったのかは覚えていない)確か千葉真一が「頑張れ!もうすぐ終点の尾小屋だ」と列車で叫んでいたと思います。

そしてこれもまた思い切りうろ覚えですが、二人が繋がれた手錠を切断するために千葉真一が線路の真ん中に寝て谷隼人が線路の外側に、そして列車に手錠の鎖を轢かせて切断する、とかのシーンだった思います。

当時も「え~、これってすごく危険だし無理なんじゃないの?」と思いながら見ていました。

(この場面が間違っていたらお許しください。何分40年以上前の幼少期の記憶で書いていますので)

 

そしてほぼ毎週見ていたキイハンターの他の回はあまり覚えていないんです。

もちろん個別のアクションシーンは覚えていますけど。尾小屋鉄道の回だけが比較的鮮明だったのは私が単に「鉄」だからだったんですね。

 

キイハンターが終了後は女性探偵が主役の「アイフル大作戦」、そしてかの有名な「Gメン75」と「体を張った正義の味方」シリーズが続きます。

その後テレビ朝日なのですが、1979年開始の「西部警察」へとこのコンセプトのドラマが引き継がれて行くように私は感じるのですが、いかがでしょうか?

 

PS: 霊界に行ってしまった(?)丹波哲郎さんは実は私の小学校(新宿区)の先輩なんです。ずいぶん後に知ったのですけどね。

 


(お知らせ)

私の勘違い、調査不足で手錠切るシーンの演者やその他について間違いもあるようです。

大変な年月の経った作品であり私も幼少の頃なので勘違い、記憶違い等あるとは思います。

後日調べて分かる部分は修正しますので誤記はご容赦下さいませ。

 

なお他の記事も含めて間違いのご指摘はむしろ嬉しい事ではございますが、多くの勘違いや資料不足などにより年月の経ったものはどうしても生じやすい、調べるのが困難な物も多くございます。

 

もちろん私がワザと間違えているわけではありませんが、一部の投稿者様からは「なんでウソの記事を書くのだ」という攻撃的ともとれる指摘を受けることがありますが、そうではないことをご理解下さい。

 

なお別途の注意喚起でも書きますが、様々なご意見は頂戴致しますが、一方的な攻撃的発言、品を落とす発言は承認しませんので本サイトには一切表示されず、もし繰り返す、悪質と判断した場合は当方のセキュリティーシステムで閲覧や書き込みが出来なくなります。

また状況により同様のシステムを使っている全世界のサイトでユーザーが共有されて他のサイトでも同様に書き込みや閲覧出来なくなる可能性がございますのでご注意下さいませ。

 

但し良質な間違い指摘、修正依頼は歓迎致します。

 

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14 Responses to “キイハンター”

  1. ティス より:

    何故ワザとキーハンターと書くのですか?キイハンターの画像も有るので当然キイハンターと知っているのに・・・??
    私の記憶ではキーハンターになっていたのですけど・・・(>_<)ヽ

    • kaikoshumi より:

      ティス様
      こんにちは。コメント・ご指摘ありがとうございます。
      確かに「キー」ではなくて「キイ」ですね。

      「ワザと」ではありません。
      子どもの頃に「キー」と頭に刷り込まれて本記事を書いている時も反射的に「キー」と書いていたのです。

      条件反射記憶なので画像を見てもテキストがリンクしなかったのだと思います。

      幼少の頃見たアニメ、ヒーローもので間違って覚えていたものが実はたくさんあって、30過ぎて初めて間違いに気が付いたなどもたくさんありました。

      今回は間違えて覚えていたというよりも勝手に条件反射になっていたのです。

      タイトル含めてすべて「キイ」に変更いたしました。
      ご指摘下さいましてどうもありがとうございました。

      またお越しくださいませ。

  2. ガンダム より:

    そうそう、このシーンは間違いありませんね!
    私も、このシーンは、なぜか、よく覚えています。
    手錠をかけたまま、どうやって、切るのか?
    子供心に、あそうか、こうやれば切れるのだと
    感心しました。
    ドラマでは、拳銃とか斧で切るとか見たことがありますが、
    これは、危険すぎます!!
    良い子は、真似をしないように!!

    • kaikoshumi より:

      ガンダム様

      コメントありがとうございます。
      手錠を切る場面、私の記憶が正しかったようでよかったです。
      特撮にしてもすごいシーンだと思いました。

      そういえば最近はアクションものがありませんね。
      刑事ものドラマでもおとなしくなってしまいましたし。
      時代でしょうか・・・

      ご訪問ありがとうございました。
      またお出で下さいませ。

  3. ひろ より:

    野際陽子さんがお亡くなり、非情のライセンスが各局流れ、キイハンターが放送され、私の生まれた年から放送された番組で5年間の内、3〜4才の時ぐらいの放送は覚えるています。とても懐かしく検索していて、ノンダクレさんに行き着きました。野際さんの歌が頭の中をリピートしています。ありがとうごさいました。

    • kaikoshumi より:

      ひろ様

      こんにちは。コメントありがとうございます。

      私も野際さんがお亡くなりになったことは大変にショックです。
      お年を重ねても大変に力強く、かつ上品なキャラで100歳になっても現役だと信じて疑いませんでした。

      ご冥福をお祈りしたいと思います。

      この度は当サイトへのご訪問ありがとうございました。
      またお越しくださいませ。

  4. まつおかきっこ より:

    こんばんは。この度の野際陽子さんの訃報で、キイハンターというドラマについて久しぶりに思い出し、色々検索しながらこちらへたどり着きました。
    私は1968年生まれで、当時のドラマの内容は全く覚えてませんが、大人のドラマというイメージとあのオープニングの曲には強烈な印象があります。
    同年代の同僚とこの曲を口ずさんでいたら頭から離れなくなりました。ついでに他の昔の懐かしい曲の話も次々と出てきて、盛り上がってしまいました(^^)
    子供の時はよく分からずに観ていた番組を、今になって振り返ると却って新鮮に感じます。また懐かしいテレビ番組のお話お願い致します。ありがとうございました。

    • kaikoshumi より:

      まつおかきっこ様
      こんにちは。コメントありがとうございます。
      このドラマは幼少時に詳細は覚えていなくても、なぜか強烈な思い出に残っている方が多いと思います。

      曲はもちろん全般のアクションシーンなども当時の日本では斬新でしたし、とにかく「カッコよい」以外の言葉がありませんでした。

      野際さんは残念でなりませんが、彼女はその後の多くのドラマでも独特の味わいでしたね。

      また懐かしい番組にも触れていきますね。
      どうぞまたお出で下さいませ。
      今回はありがとうございました。

  5. 小峰 茂義 より:

    小学生の頃、兄ちゃんや姉ちゃんと一緒に、一台のテレビを囲み、観た記憶が有ります。当時 7時30分から、お笑い頭の体操、8時から 全員集合、9時からキイハンターで、ずっとTBSでした。10時で子供の時間は終わりました。

    • kaikoshumi より:

      小峰 茂義さま
      こんにちは。コメントありがとうございます。
      この時は家族総出で見ていた時間帯ですね。

      全員集合は国民的番組でしたね。
      10時で子供の時間は終り、というのは今は実践している家庭は少ないかもしれませんね。

      テレビの黄金時代だったと思います。

      この度はご訪問ありがとうございました。
      またお出で下さいませ。

  6. 駒林出身 より:

    こちらにもお邪魔します。
    キイハンター!
    大好きでした。
    土曜日の8時だヨ全員集合の次の番組でした。
    全員集合見て必然的というか自動的にキイハンターを見るという感じの我が家でした。
    とにかく、千葉真一(敬称略)が大好きで。
    正直、芸能人で初めて好きになったのは千葉真一です。
    当時幼稚園児でしたが結婚したいとすら思っていましたwww
    このコーナーの冒頭の番組のオープニングの写真、懐かしいですね。この千葉真一の写真見てドキッとしましたw
    あくまでもこの当時の千葉真一ですよ。

    • kaikoshumi より:

      駒林出身様
      コメントありがとうございます。
      お気持ちわかりますよ。幼少の私から見ても本当にかっこいいお兄さんでした。
      千葉真一さんと谷隼人さんのコンビ最高でした。まさに男が男に惚れるでしたね(小学校低学年だったのに)
      最近は千葉真一さんという名前を聞くと関根勤さんの物まねが頭に浮かびます(笑)

      • 駒林出身 より:

        あはは~(笑)
        関根勤(敬称略)のモノマネ、ウケました!
        お茶吹いてしまいました(笑)

        • kaikoshumi より:

          駒林出身様
          関根勤の若いころを知らない人は当時の番組を見たらびっくりしますよね。
          単なるコメディアンでしたし、デビューからしばらくは3流コメディアンだったのですから。
          ラビット関根の方がしっくりきます。

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管理人について

管理人

こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します妻子持ちの普通のクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道札幌市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

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