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恐怖のウルトラQ

ウルトラQは恐さの極み

ウルトラQをご存知ですか?

1966年(昭和41年)1月から7月にかけてTBSで放送された円谷プロの傑作です。

ウルトラマンの前の世代の作品で怪獣や不気味な生物が出てきますがヒーローは出てきません。

全ての話しが必ずしも怪獣が死んで終わり、ではなくてラストは実に思慮深く考えさせられる終わり方が多いです。

ナレータは今も大活躍されていらっしゃる石坂浩二さんです。

怪獣は出てきてもストーリは完全に大人向けです。

ある年齢以下の方は知らない人も多いでしょうが、ウルトラQの怪獣のカネゴンピグモン ガラモンはご存知かもしれません。

未だに多くのテレビや本などで取り上げられることもありますので。

幼少の私はこの番組が恐くて仕方ありませんでした。

大人になった今でもじっくり見ると恐いと思います。

ウルトラQのあまりの恐さゆえに・・・

ウルトラQはTBSで日曜夜7時からの30分番組でした。

あまりのウルトラQの恐さで自分で進んでみる気がしません。

でも家族も「さあウルトラQを見ようか」という雰囲気でもないですね。

夜の7時と言ったらやはりNHKニュースが主流だったと思います。

当時チャンネル権は父にありました。

でも「こっちが見たい」と言えば見せてもらえたんですが私は日曜の夜6時半過ぎとかになるとわざと、チャンネルを6(東京でのTBSは6チャンネル)から離れたチャンネルに回すんです。

(昔のテレビなので回転するレバーを回してチャンネルを選局していた。)

以下の図のような感じです↓

Ultra-Q_ch

このように回しておけば父などがちょっと回した程度では直ぐに「6」にならないのでウルトラQを見なくて済む、というものでした。

たくさん回さないと6にたどり着きませんからね。

幼少時の自分のこの知恵は今考えてもすごい頭が良い!なんて思ったりします。

ウルトラQで一番恐い回は?

と、聞かれたら私は即答で「クモ男爵」と答えます。

この回は本当に恐ろしい。

始まってすぐの冒頭で夜の灯台のらせん階段から巨大クモが襲ってくるシーンで幼少の私はもうちびりそうでした。

そして古いクモの巣だらけの洋館で物語は展開されます。

複数の巨大クモが出てきますが、最後の1匹は外で車にひかれて死ぬという最後の最後まで恐ろしい場面でした。

私は「クモ男爵」を見てウルトラQを避けるようになったんです。

今見ても本当に恐いですよ。特に画面のシャープネスが甘い白黒画面ですから余計です。

でもカネゴンの回は非常にコミカルで面白かったですけどね。

 

最後に、私が知る限りウルトラQのDVDは7巻出ていると思いますが我が家は全巻揃えました。

なぜか子供が大のお気に入りです。

でも今見てもウルトラQは恐いし、すごく考えさせられる大人のドラマだと思います。

今の子供向け特撮(ヒーロー戦隊など)のように軽いストーリーではありません。

これはヒーローものでもウルトラセブンなどは完全に大人向けのストーリーですね。

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5 Responses to “恐怖のウルトラQ”

  1. nacks より:

     ウルトラQは、TV埼玉で放映中です。来週は、なんと「蜘蛛男爵」の予定です。地方ローカル局は、びっくりするような番組をやります。

    • kaikoshumi より:

      nacksさん。こんにちは。コメントありがとうございます。今頃やっているなんて驚きです。クモ男爵は本当に恐かったです。今見ても夜トイレに行けなくなります(爆)。そういえば東京MXテレビもマニアックな番組多いですよね。

  2. 特撮マニア より:

    私は悪魔っ子と2020年の挑戦が怖かった、このころやっていた悪魔くんも怖かったけど、

  3. 特撮マニア より:

    私は悪魔っ子と2020年の挑戦が怖かった、このころやっていた悪魔くんも怖かったけど、公衆電話ボックスが何故かトラウマになって怖かった思いでがあります。

  4. kaikoshumi より:

    特撮マニア様
    コメントありがとうございます。
    確かに恐かったです。
    あの恐さは言いようが無いほどで、数々の場面がトラウマとして刷り込まれた気がします。

    でも名作中の名作。日本の特撮史に永遠に残るものだと思います。

    もう二度とあれほどの作品は出ない気がします。
    リメイクなども所詮二番煎じという感じですね。

    ご訪問ありがとうございました。
    またおいでください。

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管理人

こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します妻子持ちの普通のクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道札幌市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

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