東京蒲田の昼夜営業の小料理屋「さんぽ」(タウンサービス)
東京蒲田にあった小料理屋「さんぽ」(タウンサービス)
東京の蒲田駅から徒歩数分のところに小料理屋「さんぽ」がありました。
昼はすぐ隣の日本工学院専門学校(現、東京工科大学併設)の学生たちのためにカレーライスを出し、夜は「本業」の小料理屋をやっていました。
「さんぽ」というお店の名前だったのですが一時期かどうか忘れましたが「タウンサービス」という名前も名乗っていました。
お店はどう見ても普通の小料理屋なので「タウンサービス」という名前は昼だけ使っていたのかもしれません。
でも記憶が相当曖昧です。
私がこのお店を使ったのは1979年~1982年でした。
場所は以下となります。(クリックで拡大します)
引用元: Google map に加筆
いつなくなったのかは分かりませんが、日本工学院/東京工科大学がこの付近で大規模な校舎建て替え工事をしてその時に周辺の一部の土地も購入したようなのでそれに合わせて閉店したのかもしれません。
跡形もないほど付近は変わってしまいました。
つまりこのお店があった細い路地も消え去り今は日本工学院専門学校の敷地の一部となっているようです。
営業時の地図の概要は以下となります。(クリックで拡大します)
この地図を見て頂けるとお分かりになると思いますが同店の真正面には「特殊なお風呂屋さん」がありました。
説明しなくては分かると思いますがそうです、例の「アレ」です。
当時はまだアジアとヨーロッパの中間地点にある某国の名前がお店についていました。
(カタカナ三文字です。)
学生が利用する店の正面、しかもすぐ裏には大規模な専門学校があるというのに驚きでした。
まさか学生を当て込んでここで営業していたのでは?などと思ってしまいます。
さてここのお店の昼の営業形態は明らかに隣接する日本工学院専門学校の学生相手だったと思います。
メニューの詳細は覚えていないのですが行き始めた時はカレーばっかり食べていたのでもしかしたら昼のメニューはカレーしかなかったのかもしれません。
しかしある日カツ丼もやるようになったのです。
カツ丼を作る鍋(?)をご存知ですか?
丼サイズの銀色の小さなフライパンみたいなものに取っ手が付いているものです。
お店でしか使わないと思いますが簡単においしいカツ丼を一人前作ることが出来るものです。
同店がカツ丼をやるようになってからこの小さなカツ丼用フライパンがガスレンジの上にずらっと並ぶようになりました。
↓こういうものです。(クリックで拡大します)
引用元: 空腹時に見てはいけないブログ 様
http://blogs.yahoo.co.jp/arapro7
同店のカレーにせよ、カツ丼にせよ大変にリーズナブルな料金でボリュームがあり、まさに学生街のお店のメニューでした。
きっと以前は夜の小料理屋しかやっていなかったんだと思いますが、昼に1~2時間程度の学生相手の営業をしただけでも売り上げは相当なものだったと思います。
カレーやカツ丼というのは若い人が迷わず頼む定番メニューですからね。
あの味とボリュームはちょっと忘れられないかな・・・
以下の写真は私が2012年4月に撮影した蒲田の工学院通りの一部です。
(クリックで拡大します)
↓この通りを背にすると蒲田駅
↓当該店があったのは奥の円柱形の建物の左側にあった路地
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