男の子の憧れかつ必須のスパイ手帳
小学生の男の子だったら迷わずスパイ手帳!
1960年代~1970年代前半くらいに【スパイ手帳】なるものが大ヒットしました。
ターゲットは小学生の男の子向けのおもちゃでもあり文具でもあるというものです。
私はこの時代にドンピシャなのですが、男の子の殆どが持っていたのではないでしょうか?
子供心、男心をくすぐるというか見た瞬間に「ほしい!」と心が瞬殺されるようなものでした。
作っていた会社は「サンスター文具」さんで、「像が踏んでも壊れない」という筆箱を作っていた会社です。
(この筆箱は確か輸出専用として今でも作っていると思います。)
スパイ手帳がどのような経緯で生まれたのかは分かりませんが、当時の時代背景を思い出すと以下のようなスパイやスパイにある部分で通じるアクションものが多かったのです。
■スパイ大作戦
■バットマン
■サンダーバード
などです。
全て海外のものですが、当時の日本は高度成長真っ盛りで1964年には東京オリンピックと東海道新幹線開業、そして1968年にはついにGDP(当時はGNP)世界第二位を達成しましたが、その後も欧米に追い付け追い越せ!の精神は止まらずかつ欧米への憧れも強い時代だったのでしょう。
上記のような番組(作品)に影響を受けたのは間違いないと思います。
とにかくスパイ手帳は空前の大ヒットだったと思います。
以下にスパイ手帳の写真を載せます。私はさすがに持っていないので別サイト様からの引用となります。
(いずれもクリックで拡大します。)
引用元: オケフサのブログ 様
http://ameblo.jp/okefusa00883/
スパイ手帳の中身と人気のアイテム
スパイ手帳の中身を私の記憶とネットなどで調べると以下のようなものが入っていました。
●スパイバッジ
●スパイシール
●数字で秘密の文章を作るアイテム
●スパイ団員証
●水に溶けるメモ(ドクロのメモ用紙)
●通常のメモ(コウモリのメモ用紙)
●秘密文書メモ(ピストルのメモ用紙)
●モールス信号と速記の符号一覧の下敷き
あとスタンプみたいのが入っていたと思います。
他にも何か入ってたとは思いますが何分だいぶ昔のものですからね。
スパイ手帳の一番の人気アイテムはなんといっても「水に溶けるメモ」だったと思います。
これが欲しくて買っていたようなもんです。
でも入っている枚数がとても少なくて真っ先にしかもあっという間に無くなってしまうので残念でなりませんでした。
この紙だけ別売りにしてくれればよいのに、といつも思っていました。
他にも上述のように色々と入っていましたが、私が心を一番ひかれたのは「水に溶けるメモ」であって、後は悪く言えばどうでもよかったみたいな感じでした。
でもこの手帳を持っているというだけで大変な満足感があったのです。
年齢や時代に関係なく「男心をくすぐる」、「所有する喜びを感じる」というのは変わらないのですね。
でもこのスパイ手帳を使って友人と何かをして遊ぶという事は一切無かったのです。
単に「俺も買ったぜ!」みたいに見せびらかして、「メモを水に溶かす」で終わりと言えば終わりでした。
親にせがんで何冊も買ってもらいました。
本当にドキドキするほど心惹かれるグッズでしたね。
更にこの手帳の女の子版も出たんですね。
「おしゃれスパイ手帳」というもので基本形は男の子用とさほど変わらなかったみたいですが、買ったこと見たことありませんので詳細は分かりません。
でもこちらにも「水に溶けるメモ」が付いていたようです。
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とても懐かしいです、懐古趣味サイコーですね。
マジンガーZさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
スパイ手帳が流行った時代はあらゆる面で今よりも輝いていた時代だと思います。
今の子供がゲームに夢中になるのと同じように、超アナログ的なスパイ手帳などに心を奪われていました。
これからも当サイトは、「偏見はないけれど独断だらけ」の記事を書いていきます。
またご訪問下さいませ。
どうもありがとうございました。
あーこれ 新品で持ってます。きっと30年は経っているので、中身はどうなっているのかわかりませんが。
leonidas様
え~~!
それはすごいことですね!
30年どころではないと思います。
もしかしたら内側のビニールがくっついているかもしれませんね。
大切に保存してあげてくださいね。
また当サイトにお越しくださいませ。
ご訪問ありがとうございました。