人間の臓器で作った製品!
色が変わるコップ
新年早々実に下らない話しですが、ふと思い出したので記事にしてみます。
色が変わるコップというものがありますね。
これは例えばお湯を注ぐと模様の色が変わる、全体の色が変わるなどのものです。
私が幼少期(1960年代)から現在に至るまでずーっと販売されて来ました。
昔はプラスティック製で、お湯を注ぐとコップ自体の色が変わるというものだけでしたが、今はガラス製のコップで模様や文字の色が変わるとか、マグカップ版もあるようです。
これらはどちらかというと景品や福引などのオマケに使われることが多かった気がします。
つまり「自分であえて金を出して買いに行く」というものではなかったのでは?と。
我が家にもあった色の変わるコップ
最初の発売は何年なのかは判らないのですが、我が家にも1967~1969年頃にこのコップがやって来ました。(私が小学校低学年の時です)
私が親に「買って!」と強請ったのではなくて親が買って来たのか、はたまた親が何処からかもらって来たのか、というものでした。
黄色味の強いオレンジ色のプラスティック製のコップで、絵がプリントされていましたがどんな絵柄かは全く覚えていません。
はっきり覚えているのは全体の色と、かなり小さめで今の時代だったら歯磨き後のうがい用みたいな感じでした。
お湯を注ぐとコップ全体の色が変わったのですが、何色に変異したかも覚えていません。
ただ、青とか緑とかそういう系統の色ではなくて、オレンジがより黄色っぽくなるとか似た色に変化するというものでした。
↓イメージ的にはこんな感じでいたって普通の安いコップでした。
(同一品ではありません)
画像引用元: アジアン・カラフル雑貨 笑福Lotus 様
https://warafuku-lotus.com/
でもその変化は誰が見てもハッキリわかるほどで私は不思議でなりませんでしたが、当時この色が変わるコップは子供たちの間で流行っていて所有しているというだけで優越感を覚えたものでした。
でも安価なものですし友人に自慢するほどのものでもありませんでした。
当時友人もわりと持っている人が多かったんです。
私はこのコップでジュースなどを飲むよりも単にお湯を入れて色が変わるのを楽しむという事に使っていました。
恐ろしい色の変わるコップの噂!
そんなある日、私は友人とこのコップについて以下のような会話をしたのです。
友人: お前も色の変わるコップ持っているんだよな?
あのコップはどんな材質でできているか知っている?
私: 持っているよ。材質ってプラスティックだよね。色が変わる特殊な。
友人: 確かにプラスティックだ。でも色が変わる特殊な材質を混ぜてあるんだよ。
私: へぇ~、どんな材質が混ざっているの?
友人: それはな、人間の心臓から作った材料をプラスティックに混ぜているんだ。その心臓から作った部分が色が変わるんだよ。
私: えーーーー!!! 人間の心臓が原料なの? じゃあ死んだ人の心臓を使っているの?
友人:そうだよ。コップ工場で死んだ人の心臓を取り出して使っているんだ。取り出された死体は胸を縫って家族に返すらしい。
私: どひゃー~!!!
この会話の後に私は家にあるこのコップを触らない、それどころか見るのも恐ろしく、でもせっかく親からもらったのだから露骨に捨てるのも忍びなくてこっそりどこかに隠したのです。
隠した場所ははっきり覚えていませんが、多分食器棚の一番下の一番奥とかだと思います。
隠した後も友人の話を聞くと恐くて恐くて仕方ありません。
しかもこのコップで何度飲み物を飲んだか数えきれないのですから。
心臓は生きている限り拍動するというのはもちろん幼少時から知っていました。
だから食器棚の奥にしまったコップを覗いたら心臓の拍動のように動いていたら・・・とか、夜中に目が覚めたら枕元にコップが置いてあって拍動しながら「僕を使ってよ」なんていう事が起きたらどうしよう!と考えて眠れなくなったり昼間でも食器棚に近づけなくなってしまいました。
もちろん友人の話は100%出任せで私は騙されたのですが、元々私は【妄想族】なのでいったん不安や恐怖のトリガーがかかるとどんどん妄想が膨らんで止まらなくなってしまうのです。
友人は「あいつ(私のこと)、まんまと引っ掛かりやがった!」と笑っているに違いありません。
でも薬品関連では人体の一部(臍帯血など)から作られたものはあるようですし、輸血用の血液だっていくら安全基準を満たしたものだけ、と言ってもどこの誰の血液かわからないですよね。
(もちろん死体から採りませんけど)
関連記事(以下は本記事と同じように私が友人に騙された内容です。私の単純さが分かると思います)
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妄想族、って言葉を初めてみました!
わたしも重症の重度の妄想族です。
anna様
こんにちは。コメントありがとうございます。
「妄想族」・・・、実は妻が私に付けた名前です。
夜な夜な「パラパ、パラパ」と爆音を鳴らしながらかっとんでいる妄想族だ!といわれたことがあります。
大人になった今も変わりませんが、特に幼少の男の子は99%が妄想族だと思います。
また当チャンネルに来てくださいね。
妄想しながら・・・。