運動会の思い出
(注意:本記事中の写真で人物が写っているものがありますが、全て著作権フリー素材ですので一切の問題は含んでおりません。)
運動会の思い出は苦痛・・・?
誰でも幼少の頃の思い出として大きなウェイトをしめているであろう【運動会】。
あなたは運動会が好きでしたか?嫌いでしたか?
私は嫌いでした。でも運動は好きなんです。
友人と話をしても(私の周りだけ?)運動会が嫌いだった、という人が思った以上に多くてびっくりします。
運動会が嫌いな理由
競技に出るのが嫌いではありません。
待ち時間が嫌いだったのです。
自分が出るまで他の人(学年)の競技をおとなしく見学しなくてはいけませんよね?
この時間が非常に苦痛だったんです。
つまり「暇」ということです。
運動は自分がやってこそナンボの世界ではないかと?
もちろんオリンピックやプロスポーツ観戦は楽しいですが、でも興味のない種目は見ませんし、オリンピックだって結果だけ知りたいということも実際には多いです。
しかも小学校だと「待ち時間はトラックの外側の椅子にじっと座って見ていろ!」はかなりきついです。
席を立つのも基本はトイレだけです。
炎天下の日もありますし、次の自分の出番まで他の人の競技を5種目(以上)とか黙って見ていなければならないのはまさに地獄です。
この時間が地獄・・・
特に高学年になると低学年の競技は実につまらなく感じませんでしたか?
低学年の人には申し訳ないのですが誰でもそう思うと思います。
運動会での楽しみは?
でも楽しみもあります。
私の場合は「お昼のお弁当」と「閉会式が終わるとき」の2つです。
特にお弁当は疲れているせいもあって普段の給食の何倍、何十倍も美味しく感じましたが、「弁当食べてこのまま帰りたい・・・」といつも思っていました。
お弁当の喜びは誰でも同じでしょうが、「閉会式が終わるとき」というのはちょっと意味深ですが、開会/閉会式って校長先生やPTA会長のあいさつ、選手宣誓、得点発表など意外にイベントが多くて時間もかかり非常に退屈します。
さらに開会式の時は準備体操とセットでしたから余計長いですね。
閉会式の一連のセレモニーが終わるとほっとしました。
でも実際には生徒は「自分の椅子を教室に持ち帰るように」とか係りの人には「後片付けをするように」など言われて結局直ぐには帰れないんですけどね。
学校にもよると思いますが、椅子を教室に持ち帰っても直ぐに帰れず、先生の話をクラス全員揃って聞いたりしてなかなか帰れないのが現実ですね。
炎天下にいるだけで疲れるのに、さらに走ったり体操させられて体力がある子供といえどもクタクタなのになかなか帰してもらえないのはつらかったですね。
でも大人になって感じるのは生徒以上に先生はもっともっと体がきつかったことでしょう。
年齢的なものもありますし、生徒を帰しても職員室で残務、そして生徒に任せることの出来ない運動会後片付けなどが待っているからです。
でも先生のことを心配するなんて大人になり、かつ自分が人様の親になって初めて思うことなんですよね。
確か運動会は土曜日、場合により日曜日開催で月曜が振り替え休日でした。
トータルの休日数は変わりませんが、それでも子供の時って月曜日とかが休みになると得した気分ですごく嬉しいですよね。
ああ、やっと帰れる・・・
運動会中の水分補給
私が幼少の頃は今ほど熱中症についての注意喚起はありませんでしたが、「しっかりと水分を採るように」は言われていました。
だから水筒を持参して、自分の席でも必要に応じて飲むのですが実はそれ以外にも水分補給方法がありました。
正しく言うと「水分と塩分を同時に採る」のです。
この方法は恐らく男子だけ、しかも一部の限られた(つまり私)男子だけやっていた方法だと思います。
それは被っている汗まみれの紅白帽の顎ひもをしゃぶって汗を吸うのです!
これによって水分と塩分が同時に採れます。
これを初めて聞いたあなたは、「うぁ~、汚ねえ!」と絶叫するかもしれないし、「なんだ、そんなこと俺もやっていたよ。」とニヤニヤしながら小声でこっそりつぶやいているかもしれませんね。
もしかしたら女子でもやっていた人がいるかもしれないし、やっていないにせよ「男子連中は皆やっていたなぁ」と思い出す人もいるかもしれません。
やっていた人も真剣に「水分と塩分補給」と思ってやってはいなかったはずです。
だって水筒も必ず手元に置いてありますしね。
男子にとってこの行為の最大の目的(実は無意識だが)は暇つぶしなのです。
先述したように自分の出番が来るまで他生徒の競技を見ているのは非常につらいものがあります。
男子のおバカ細胞がこのような行為に駆り立てるのです。
でも無意識とはいえ恥ずかしい行動ではあるので、なるべく女子には見られないように気を使っていたとかはあったと思います。
自分の汗だから不潔とも思わなかったんでしょうね。
恐らく多くの男子(今のおっさん)はやった経験があるはずです。
自分の子供の運動会
大人になると自分の子供の運動会は疲れるけれど何か嬉しいものがあります。
これはわが子の成長の一端を見ることが出来るということなのでしょうね。
当然早朝からお弁当を作るお母さんは大変です。でも大変だけど苦痛では無いようです。(1日だけだからですが)
しかも嬉しいことに自分の子供の競技待ち時間でも「椅子に座って見ていなさい!」はありませんので、適当に校庭をブラブラしたりして時間を潰せます。
(不謹慎な親ですね)
でも我が子の出番が近くなるとビデオ撮影場所に移動して場所を確保したりします。
横浜でも札幌の学校でも最近はビデオ撮影場所が確保されているのですね。
ずっといるとか三脚を立てっぱなしはダメですが、確実に我が子のベストショットを狙えます。
これも時代なんですね。
親も帰宅するとクタクタでそのまま夜まで爆寝なんてことも珍しくないです。
やはり陽に当たると疲れますね。
運動会はイヤだなと思いつつも本当にイヤで行きたくないとまでは思いませんでした。
やはり学校行事として楽しいという部分を感じ取っていたのでしょう。
疲れた、暇だったとか言ってもやはり一生消えることの無いかけがえの無い思い出であることは確かです。
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あたいはむずかしいことはよくわかんないけども、
なにがいやってば、運動会の後にやる「運動会の作文・思い出の絵」とかイヤだったのだ。
そりゃあ、運動得意、作文・絵ば得意ならいいのだ。
・・・学芸会の絵のヤなのだつるみん
ちっさい学校では出ずっぱりです。おっきい学校じゃ低学年は40m走れば終わりなのを、
80m走らされたりします。一人で個人・団体6種目位出場します。まぁ暇持て余しませんけど…
一部の中学年・高学年は「縦割り」活動の一環のもと、低中学年の世話で、
運動会なぞゆっくり見てられません。もっとも、椅子に座ってるよかいいかも…
また、小規模校では熱中症予防で、昔は来賓のみだったテント張ってくれます。
勉強してるときよかも楽しかったかもしれません。
・・・確かに座って見てるのツラそうはじめっち
自分らは「夏の運動会」よかも「冬の雪上大運動会」のほうが好きでした。
(スケート記録会とかは別!あれはヤダ)
保護者がトラクターで校庭に雪山作って、「そりリレー」とか「みかんひろい」とか
あれはもう純然たるゴラク(レクとも言う)ですね。
ある学校では、校庭をスケートリンクにして「長靴リレー」(長靴ホッケーも)とかして…
教育委員会から予算10万円もらって作るんですが、
散水は夜中やるもんだから、保護者は学校で賭け麻雀やったりして。
ビデオ撮影よりも、昼夜、大人が楽しんじゃう冬の運動会です。
・・・自分は「賭け」はやらないよ?みならいかのん
昔、ある週刊誌のコラムにもさ載ったんだけど、
「親」の運動会は早朝、あるいは前日に始まってて、
根室市立〇〇小学校では、正午のサイレンとともに場所取りをするのっす。
グランドよりも高い斜面の上で、サイレン待ってるんだども、
必ずフライングするやつだとか、リレー練習中のピストルの音で
反射的に飛び出してなし崩し的に席の取り合いになったとか、
何回か見てるけど、ルールが守られたことは一回もないような気がするっす。
そのうえ、斜面で転んでそのまま下まで転落して、
骨折して救急車で運ばれたのを、1回目撃したことがあるのっす。
さすがにコラムに載ってたような場所取りトラブルで
包丁持ちだして刃傷沙汰はなかったんすが…
・・・んでもこれが根室の風物詩らしいっすゆたか
つるみん&はじめっち&みならいかのん&ゆたか 様
コメントありがとうございます。
皆さん色々な運動会、そして思い出あるのですね。
私は学校は全て都内だったので雪は学校行事には無縁でした。
ただただ「暑い」、「疲れた」という思い出だけです。
今の運動会はリレーなどのスタート時に玉を込めて音を出す昔ながらのピストルじゃなくてピストル型で電子式で音が出るものを使う学校があるのですね。
我が子の学校ですがびっくりでした。
またお出でくださいね。
ノンダクレーさんの時代の運動のお楽しみと言えば、フォークダンスで女子と手を繋ぐ事だべさね!
今考えれば、女子の手を堂々と手を繋げる二度とないチャンスだっただべさね!
会長どうぞ!!!! ビップエレキバン!!! 様
コメントありがとうございます。
フォークダンスがあったのは小学校まででしたが、当時も「手を繋げる!」なんて喜びみたいな思いはありませんでした。
それよりもさっさと早く終わって欲しい、帰りたいとばかり思っていました。
とにかく運動会は疲れます・・・
食べる事ばかりですが、、自分の時代は、お弁当の時間には親の所で食べました。
秋の運動会だったので、普段は滅多に食べられなかった栗やブドウなどが楽しみでした。
ほとんどが平日だったので、親が来ない子もいて、そういう子は教室の中で先生と食べていました。
自分の子どもは都内と道内で運動会を経験しました。
都内の方は、お弁当は親子別々、前述の様な子ども達への配慮です。児童は教室で、親はその辺で外食か帰宅するかでした。子どものだけを準備すれば良いので楽でした。が、、
道内(都市部ではありません)は、、びっくり!
テントやタープを張り、気合の入った宴会のようなお弁当です。お寿司やオードブル、多種のおかずがぎっしり!中には焼肉をする人達もいるし、当たり前の様にビール飲んで、、
でも今時はアルコールや焼肉は禁止になったようです。
はじめはとても驚きましたが、学区を上げての一大イベントで、楽しかったです。
cha様
コメントありがとうございます。
>自分の子どもは都内と道内で運動会を経験しました。
→私も同じです。正確に言うと都内ではなくて横浜市なのですが同じと考えてよいでしょう。
私自身は全ての学校は都内でした。
ただ知る限りでは都内でも横浜市でも昼食に関する配慮は学校及びその時の生徒の状況などに
より変動するようです。
運動会で飲酒や喫煙というのは今は大問題です。
私の時は記憶にないですが、子供の時は横浜市も札幌市も両方ありました。
さすがに焼肉などのBBQ系はみたことがありませんが、ビールを飲んでいるお父さんは何人も見ました。
田舎の町ではBBQ公認の学校・地域もあるそうです。
個人的には「激しく反対」です。運動会は教育の場でもありますし、これらを見て育った子供は将来
そうなる可能性が高いからです。学校は親には強く言えないようですが、事前のプリントや様々な方法で
徹底的に排除してほしいなと思います。