工夫して食べる給食
大好きだから工夫した給食
子供の頃の思い出は様々あれど、学校生活ではやはり「給食」が上位ランクになるのではないでしょうか?
これは世代・男女問わずだと思います。
まずい給食、美味しい給食、おかわりした給食、大嫌いなものをイヤでも食べさせられた哀しい思い出、など多くの思い出があることでしょう。
関連記事: 午後の授業中も給食を食べる!!
でも殆どの方はやはり楽しい思い出、美味しかったという思い出が多いと思います。
だからこそ工夫して食べた、とかありませんでしたか?
給食の工夫した食べ方とは?
誰でも決まったメニューの給食をそのまま食べるのが当たり前であり、特別な食べ方なんて普通は考えません。
でも「高学年(に近づくと)になり、ほぼ男子限定」で普通じゃない食べ方をする子が一定数いるんですね。
おバカな男子児童特有の現象(?)でもありますが、年齢が上がる=知恵がついてくる→毎日の給食が飽きてくる→いたずらしながら食べる、となるわけです。
ではどんな食べ方をしたのか?
記憶の範囲で書いてみましょう。
なお私は主食がパンの給食しか経験ありません。時代的には4年生くらいから米飯給食が急に増えつつある時期で、PTAなどでも「週の半分、または1回は米飯にしたら?」とか議論があったのを覚えています。
でも何が理由か判りませんが、とにかく小中ともにパンだけでした。
パンの生産工場が地元にあるとかそういうことでもありません。別記事でも書いていますが、小学校入学~5年生1学期までは東京都練馬区、5年生2学期~中学卒業までは東京都新宿区(山手線の内側)でしたので、パンとか米飯とか地元生産品とかには無関係の土地だったのです。
ですので以下はパン給食に限定した内容になってしまいます。
米飯給食で「こんな食べ方をした」という方はぜひコメント欄、若しくはお問い合わせからぜひお教え下さい。
◆パンにパンの耳を挟んで食べる
パンはほぼ9割が食パン、残りはコッペパンや揚げパンでした。
やはり一番人気は男女世代を問わず揚げパンだと思います。
食パンの場合はマーガリン(バターではなくて)かジャムが付くのですが、それでもいい加減飽きてきます。
ある日私はこんな食べ方をしました。
基本は一人に2枚づつ食パンが配られますが、1枚はマーガリンかジャムを塗って食べます。
もう一枚は「耳」を完全に取り除いて、耳をパンに挟んで二つ折りにして食べるのです!
マーガリンやジャムはこちらの「耳サンドイッチ?」には塗りません。
サンドイッチの「具」が「パンの耳」なのです!
食べる前から「これは美味いぞ!」とは思いませんでしたが、毎日の給食に変化を付けたかったのです。
食べたら全然美味しくありません。
当時のパンの耳は硬くてパサパサしていて、木の皮みたいな香りと食感があったりして美味しくなかったのですが、それでも普通にそのまま何も塗らないパンを食べたほうがよっぽど美味しかったです。
この食べ方をすると噛み砕くのが大変なくらい口の中でパサパサして硬くて最悪でした。
結局二口くらい食べて耳と本体?を別々に食べました。
でもマーガリンやジャムなどはもう一枚のパンに全て塗って食べてしまったので、「プレーン」の耳とパンを食べたのでした。
◆パンの耳を牛乳にどっぷり浸ける
パンを牛乳に浸けて食べると言うのは今昔問わず普通にする人も多いと思います。
でも私がやった方法は違うのです。
それは耳を牛乳瓶に完全に沈ませて、数秒浸してから先割れスプーンで引っ張り上げて食べるのです!
↓先割れスプーン。当時の給食の定番!
引用元: (株)東急ハンズ 様
https://hands.net/
先述したように当時のパンの耳は硬いし不味いしだったので、これで少しは良くなるかな?と思ったのですが、結果は・・・
最悪、元もとのパンの耳の不味さがさらに強調され、ベチャベチャで牛乳瓶の中で分解して、牛乳自体がおぞましいドリンクになってしまったのです!
パンの耳も牛乳も「オエ!」となるほどの食感と味で、隣の友人も「うわ~!」と声を出すし、女子からも冷たい目で睨まれるしで最悪でした。
この食べ方は絶対にやってはいけません。
不味いだけでなくて、軽い嘔吐感が5時間目、6時間目の授業になっても抜けません。
帰宅してもしばらくおやつは食べれないし、夕食も食欲がわきませんでした。
そして先生に判らない程度に残したのですが、クラスの牛乳瓶の空き瓶で、ただ1本だけ内部に異様な物体がたくさん付着していたのでした。
でも先生に怒られることもなく、難なく給食を終わらせることが出来たのですが、毎日下校直前に行われる日直がMCとなる、「帰りの反省。良いこと、悪いこと」の悪いことで意地悪な友人に暴露されてしまい、先生から「食べ物で遊ばない!」と怒られたのでした・・・。
◆ソフト麺にパンの耳を入れて食べる
ソフト麺を覚えていますか?或いはご存知ですか?
一見うどんと瓜二つだけど、腰が無くて柔らかい麺です。
でも決して茹ですぎて「グタグタになったうどん」とは全く異なります。
↓ソフト麺。このように1人前づつビニールに入っていた。
引用元: 秒刊SUNDAY 様
https://yukawanet.com/
↓別添えのソースに入れた状態(ミートソースやカレーなど)
引用元: エンジョイ!マガジン 様
http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/kyushoku/
またパンの耳ネタとなりますが、小学校の給食ですから大した品数の食事ではないので、どうしても攻撃相手?は主食のパンとなります。
パンの耳をちぎってソフト麺に突っ込んで麺と一緒に食べたらどうだろう?、とふと思いやってみたのです。
だって見た目は麺とパンの耳は似た感じだから・・・ ←こういうことを考えるのが男子のアホなところ。
結果
止めるべきです。食べ物で遊んではいけません。
世の中の事象には全て理由があり、決してソフト麺とパンの耳は同一、或いは似たものではなくて全く別物なので別々に食べるのが正解です。
まだまだ思い出せば細かいものまであるのですが、正直きりがありません。
少ない食材、ルーチンワークされたようなメニューなどマンネリ化してくる部分もありますが、やはり幼少期の給食は忘れられないし、その日のことをじっくり思い出してみれば、やはり楽しかったと思うのです。
食べ物で遊ぶことは良いことではありませんが、こうやって子供は成長していくのかな?と我が子を見て思ったりします。
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こんばんはー。私主様より3、4歳下だと思うんですが私の区、文○区は米飯給食導入遅かったんでしょうかー6年生あたりで数回しか記憶ありません。しかも悪評この上ない、パンより不味かったですw今なら新聞に載りますね、児童虐待だと(笑)まあ、きっと不味い米、不味いパン、不味いおかず、経済的な理由よりなんか裏の理由が(日本の明日を担う子供をダメにする陰謀論とかw)あったんでしょうね。
文○区は、パンを地元の文○製パンと関○フラ○スパンに納入させてたと思うんですが、とにかく両者とも超マ○イ!4年生の時、文○製パンの人が学校に来て、先生が「いつも給食の美味しいパンを作ってくれてるおじさんです!皆でお礼を言いましょう!」とか子供心にふざけんな!と思いましたねー
左馬之助さま
こんにちは。コメントありがとうございます。
「パンよりまずかった・・・」→これは私も聞いたことがあります。
私が5年生1学期まで通った練馬区、その後卒業まで通った新宿区(中学も)ともに他の区では米飯が始まっていたのにパンだけでしたので、すごく米飯がうらやましかったです。
でもある日何かのきっかけで「給食の米飯はまずい」と聞いて安心しました(笑)。
パン食であっても私は幼少から今に至るまで結構好き嫌いがあるので、少しでもまずいものは避けたかったんです。
それにしても時代を考えてもアルマイトの食器ってなんか今考えると刑務所とか収容所のイメージですね。
給食を作ってくれるおじさん、おばさんに罪はないですが、献立や材料調達をしている人は「もうちょっと考えてよ」と思ってしまいます。
でも懐かしい思い出ですね。
東京にはオールアルマイトの食器で給食が食べれる「大人向け」の食堂があるそうで、会社帰りのサラリーマンでにぎわっているそうです。
店内も教室のようになっているとか。
行ってみたいとは思うのですが。
そう米飯給食の微かな思い出ですが、飯自体多分古米を蒸かしたんだと思いますー鳥の餌のにおいしましたからwーでその蒸かした飯を巨大なアルマイト?のバットに40人分ぶちこんでくるんですよーで巨大しゃもじでアルマイトの皿によそって…ってもう見た目でいただけません。でもっておかずはパン給食と同じ、まだおかずはいいけど、飯にに牛乳は絶対合わない!飯にはお茶か味噌汁ですよねー涼しい顔で食べてた先生ってなんなんですかね?今大人になって理解出来るような…いや出来ないなー(笑)
左馬之助さま
コメントありがとうございます。
鳥の餌のにおい・・・
オエーとなって食事どころではありませんね。
食事は味覚だけでなくて匂い(周辺の匂い含め)が大切ですよね。
米に牛乳・・・、これも経験者は最悪と言っていました。
理解できないです。
でも北海道内のどこかの旅館で朝食が普通の和食なのに必ず牛乳が付いてくるところがありました。
北海道ならではの濃くておいしい牛乳を味わってもらいたい、という思いなのでしょうがどう考えても組み合わせがおかしいです。
あと以前親戚の子供が牛乳飲みながら刺身を食べているのを見て吐きそうになりました。