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昔の航空写真を見てみよう!

古い航空写真は手軽に見ることが出来る!

 

様々な「あの日」をご紹介している当サイトでも、昔の街並みの写真を入手するのは困難で記事作成での大きな悩みの種となっています。

「あの日の物」の方が写真を入手出来ることが多く(もちろん引用可能な物のみです)、入手出来なければ私が記憶の範囲で手書きしたり、ペイントで作ることも可能ですが、街並みとなるとお手上げです。

これほど情報過多とも言えるインターネット時代でも古い街並みの写真は極めて限定的にしかありません。それは東京や大阪と言った大都市の物ばかりで、私もご訪問者様も知りたがっている自分が幼少時代に過ごした町などの写真の入手は極めて困難です。

しかし航空写真限定となりますが、実は昔の街を誰でも簡単に見ることが出来ます。

以下にその一例をあげます。
戦前の1936年(昭和11年)6月11日の渋谷を上空2500mから陸軍が撮影した写真です。
クリックで拡大します。赤字の情報は私が加筆したものです。

では写真閲覧方法を以下でご紹介致しましょう。

昔の航空写真を見る方法

本方法は当サイトでも使っているものでありますが、利用前にまず以下の注意をお読み下さい。


・利用するサイトは国土交通省・国土地理院が運営しているもので、著作権は全て同省にあります。
 著作権法に抵触しない範囲での利用となりますし、いつサイトの閉鎖等あるか分かりませんのでこの点はご承知おき下さい。

・すべて無料で会員登録せずに利用できます。ただし高解像度版の地図は有料での販売となります。

・撮影者は国土交通省や関連機関、および旧日本軍、米軍です。

・希望する年代、撮影範囲、解像度が得られない事もあります。
 例えば自分が生まれた年、引っ越した年のデータがない、自分の生家が極めて小さな点でしか映っていないなどがあげられます。これらについてはどうしようもありません。

・写真は年代等により白黒、カラーのいずれかとなります。

・私はこのサイトを見る時はいつもPCですが、スマホからも見ることが出来ます。
 ただしスマホだと操作性の他、表示上の様々な制約があるようです。可能であればPCをご利用下さい。


以上をご承知おきの上ご利用ください。

きっとあなたをさらにあの日に近づけてくれると思います。

 

1.まず以下のサイトにアクセスします。

  地図・空中写真閲覧サービス

2.注意文などを読んで同意出来れば「同意する」を押します。

3.日本列島の地図が表示されるので、自分が見たい地域の大まかな場所を中央に持って来てから画面左側の+/-ボタンやマウスのホイール(Ctrlを押しながら)などを使って縮尺を変えて見たい場所を絞り込んでいきます。この段階ではおおざっぱで良いのです。

4.左側のメニュー画面に設定をします。
  以下の図をご覧下さい。クリックで拡大します。

  作成・撮影年を指定します。ある程度範囲を与えないと欲しい地図が出て来ません。

 ② カラー/モノクロ両方にチェックが入っていることを確認します。 年代や地図の範囲によってはモノクロしかない場所もあります。

  空中写真にチェックを入れます。

5.表示させたいエリアと年代を選択します。
  以下の図をご覧下さい。(クリックで別ページで拡大表示します。)

地図上に下向きのピンの付いた丸の記号に1とか2とか番号が振られているマークがありますが、これは表示エリアの中心を表します。
このマークの上にマウスカーソルを乗せるか、左側の作成年や年代の文字の部分にマウスカーソルを乗せると上図のように表示されるエリアが薄緑色の四角で囲まれます。

この四角の範囲が航空写真が表示される範囲です。

この時にまた地図左側の+/-のボタン、またはマウスホイールで縮尺を変えると別のエリアや年代が表示されます。ただしある一定の縮尺を超えると(+/-共に)番号マークが表示されなくなりますのでご注意下さい。

今回の説明では選択されたエリアは1963年(昭和38年)6月26日です。
この翌年に東京オリンピックと東海道新幹線開業が控えていました。

6.いよいよ航空写真を表示させます。
  上記「5.」で選択した場所の番号の付いたマーク、または画面左側の作成年などの文字列をクリックすると航空写真が以下のように表示されます。

  この写真では左下側に線路がたくさん集中している部分が現在の高輪ゲートウェイ駅付近、右側に南北方向に貫くほぼ真っすぐな太い道路は首都高速1号線、その右側の三角形のような海に突き出た洲の付近にレインボーブリッジのぐるっと回る部分が後に出来ます。

  クリックで別ページで拡大表示されます。

 この画面↑では左側に撮影日や撮影高度などの各種情報が表示されますが、肝心の写真の解像度は100dpiと非常に低いので、無料で表示出来る範囲の高解像度に切り替えます。

 図中①の高解像度ボタンを押すと、解像度が400dpiになります。
 それ以上の解像度が欲しければ下の方にある「空中写真(1200dpi)購入」ボタンを押して購入ページに進みます。

 この100dpiの解像度で良ければ図中②のダウンロードボタンを押して地図データをダウンロードします。

 さて高解像度ボタンを押して400dpiの写真を表示させると以下のようなものが表示されます。
 以下もクリックで別ページで拡大表示されます。

古い年代の写真だと周囲の黒い部分にアナログ的な各種情報が写しこまれています。
これは無視して下さい。

 

7.より詳細表示をしたい場合
  無料で使えるのは上述したように400dpiまでですが、少し工夫をするとさらに詳細まで見ることが出来ます。これには以下の2つの方法があります。

(1) 欲しい部分を拡大する。
  これは単純にマウスホイールを回して拡大するのです。
    拡大率を上げすぎると写真がぼけてしまったり、建物や道路の輪郭がギザギザになったりしますので、「ほどほどの拡大率」で試してみて下さい。

 本方法で上記400dpiの地図を拡大したものが以下です。かなり詳細に分かると思います。
 左側の線路群が高輪ゲートウェイ駅の出来る場所です。
 クリックで別ページで拡大表示されます。

本方法で拡大した場合の写真の保存方法
   一番簡単なのはスクリーンショット(スクショ)を撮る事です。
 スクショをしてクリップボードにコピーして、ペイントなどに張り付けて欲しい範囲を選択して切り出し保管をすればよいのです。

 この際PC付属のペイントではなくて、高機能の写真編集ソフトがあれば(無料でも星の数ほどありますね。)切り出し保管の際に明るさやシャープネスなど画質の修正も同時に可能です。

(2) リサイズソフトを使う方法
  今回の航空写真に限らず、通常の写真でも拡大率を上げると画質がガクンと劣化しますが、この劣化を最小限にしながら拡大する方法があります。

  リサイズというと大きなサイズの写真を小さくする、と決めつけてしまいますが、その逆つまりサイズを拡大することもリサイズです。

 無料のソフトがたくさん出ていますが、私が行き着いたものは【 Ralpha Image Resizer 】というものです。これはPC用です。

 このソフトの文字列をコピペして検索してみて下さい。
 多くの記事が出て来ます。
 拡大率以外の簡易な編集、文字追加も出来ますし、直感的で非常に分かりやすいです。

 私がこのソフトに行き着いた理由は「簡単である」、「拡大率を上げても画質劣化が少ない」ということです。

 元の画質によりますが状態の良い写真だったら200%の拡大率にしても十分許容範囲と言えるくらい高画質の拡大も出来ます。

 しかしどのくらいの拡大率にするかは元の写真の画質(ファイルサイズ)に依存するので、少しづつ拡大率を変えて試してみると良いと思います。

 

以上いかがだったでしょうか?
PCを殆ど操作しない人には少々難しく感じた人もいらっしゃるかもしれません。

でも上記の順番通りに操作するだけで手軽に「あの日」を見ることが出来ますのでぜひチャレンジしてみて下さい。

 

注記:国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスは、今後サービスが終了することはなくても画面の表示や操作が変わる可能性は十分にあり得ます。

   しかし地図の操作という特性上操作が困難になるような変革は考えられないので、ゆっくりメニュー画面を見ながら試してみて下さい。

 

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4 Responses to “昔の航空写真を見てみよう!”

  1. 浜のヨースケ より:

    こんにちは!
    関東はまだ梅雨入りはしていませんが、きょうは一日雨が降っています。梅雨とゴキブリに縁の無い北海道が羨ましいです。

    さて、最新記事のテレビ番組「オレたちひょうきん族」は視聴世代が違うためコメントできませんが、この「昔の航空写真」は興味があり、早速、試してみました。
    なにせ、PC操作に慣れぬ身ではありますが、管理人様のご指南に沿って、なんとか“あの時代”を俯瞰する術を得られました。ありがとうございます!

    今ではグーグルアースで容易に現在の鳥瞰図を目にすることができますが、昔の航空写真を、こんなに手軽に見られるとは知りませんでした。
    身近な航空写真といえば、小学校を卒業する直前、校庭に学校名の人文字を作り、飛来したセスナ機に撮影してもらった写真が卒業アルバムの1ページを飾っているくらいで、まさか、自分が暮らした懐かしい町の姿を空から望められるとは思いもよらず、まるでタイムトラベル版〈魔法のジュータン〉を手に入れたみたいです。

    半世紀以上も前の子ども時代、私は横浜の郊外で暮らしていましたが、空から“あの時代”を眺めると、今ではビッシリと家々が立ち並ぶ町も一面に畑が広がり、片側2車線の幹線道路は森の脇をすり抜ける小道だったことが分かり、自分の記憶を裏付けてくれました。

    • kaikoshumi より:

      浜のヨースケ様
      こんにちは。札幌も昨夜未明から今日の夕方まで暴風雨状態でした。北海道から九州まで全部同じようですね。

      さてこの航空写真の事は実は私も以前友人から教えてもらったのです。
      相当昔の年代まで遡れるとあって初めて使った時は感激しました。

      ウン十年前の私の生家(5歳までしか住まなかった家)もしっかりと映っていて本当に驚き感激しましたね。

      Google mapやストリートビューをご存知の方は多くても、この国土地理院の地図を知らない方はかなり多いようです。
      ぜひご活用ください。大昔の塩狩とかも見ると面白いかと思います。またヘルパーをおやりになっていた時代も見れるはずです。

  2. 浜のヨースケ より:

    こんにちは!
    今まで塩狩峠を空から眺めるなんて思ったこともありませんでしたが、管理人様のアドバイスを受けて、きょう、塩狩の上空を飛んでみました。

    僕が初めてYH塩狩温泉に宿泊した前年の1968(昭和43)年の白黒写真には、ハッキリとは見えませんが大浴場や塩狩荘が写っています。
    10年後の1978(昭和53)年のカラー写真は、より鮮明に塩狩温泉観光ホテルやユースホステル棟も確認できます。

    この一瞬の航空写真に写る建物の中では、塩狩のみなさまの暮らしが営まれていたわけで、感慨深い時空旅行となりました。

    [追伸]2枚の写真には池が写っていますが、1948(昭和23)年まで遡ってみると、ドライブイン前の大きな池が無いようなのですが。

    • kaikoshumi より:

      浜のヨースケ様
      こんにちは。塩狩もご覧になったのですね。
      例の池は塩狩荘建設の時にでも作られたのでしょうか。
      本当にこの地図は面白いです。様々なあの日の場所に連れて行ってくれますよね。
      ご友人にも広く教えてあげて下さいね。

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管理人について

管理人

こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します。
もう50代にもなる妻子持ちのクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道札幌市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

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