男の子もままごとが大好き!
大好き!おままごと!
殆どの人が幼少の頃に「おままごと」をやった経験があるのではと思います。
女の子はもちろん、男の子も何らかの事はやっていたはずです。
それは「女の子と遊んだ時」、「男だけだけど楽しそうでやりたかった」、「姉妹に付き合わされた」など様々と思います。
実は私も「おままごと遊び」はさんざんやりました。
従姉妹たちに付き合わされたというのも多かったですが、でもクラスの男の子たちだけとやったこともたくさんあるのですよ。
今思い出しても結構楽しかったですね。
おままごと遊びは楽しい。なぜ?
男女ともになぜか楽しい「おままごと遊び」。
やる年齢は多くの人が小学校2~3年生までだと思いますが、一人でやっても結構楽しかったりします。
色々と考えても「これは!」という結論に至らないのですが、でも「食べる喜び」に繋がっているのではないのか?と思うようになりました。
食欲は生命維持のために絶対必要ですし、どうせ食べるならば美味しいもの、或いは美味しく食べたいと思うのが人であり、単に出された料理では満足いかず「俺/私だったらあと一工夫するのになあ。」と思うことも遠因ではないかと思うのです。
人間には「作る欲求、喜び」というものが備わっています。
料理以外でも「自分で家具を作ってみたい。」、「オリジナルの絵を書いたり写真を撮って部屋に飾りたい」など様々ではないでしょうか?
それが幼少期という急激に心身共に発達する時期に現れた一つが「おままごと」だと思うのです。
私は子どもは男女ともに育てましたが、女の子はろくな会話も出来ない1歳数か月頃からおままごとらしきことをし始めます。
これは子どもの友人を見ていても同じでした。
でも男の子はおままごとを全くやらない子どももいますが、やるにしても女の子よりもだいぶ遅れて年長組や小学校入学時くらいから始まったりしていました。
もちろんこれらは個人差が非常に大きく、女の子もおままごとにはあまり興味を示さない子どももいるのでまさに「人それぞれ」なのですが。
男の子のおままごと遊びの方法は?
女の子、または女の子の姉妹がいる男の子は家に「おままごとセット」がある事が多いので、それを使って遊ぶでしょう。
では男の子だけの家では?
私がそうだったのですが(従姉妹の家に行けば何でもあったが)、私と友人の男の子はおままごとというといつも外でやっていました。
私が幼少を過ごした東京都練馬区上石神井地区は当時整備された公園は少なく、住宅が建つ前の放置された原っぱがたくさんあったのです。
こういう原っぱで「おままごと」をするのです!
説明がちょっと難しいのですが、以下の写真のように木の枝や葉っぱ、お皿代わりになりそうな石などを拾って来て「お料理の時間でざま~す!」なんて今思い出すと恥ずかしくて顔が真っ赤になりそうな事を言って遊んでいました。でも当時はすごく楽しかったんですが。
でも料理(?)を作る事だけやって、食べる真似とかはしなかった気がします。
こういう部分は男の子なのかな?
実は禁断の男の子のおままごと
これは私の周りだけの事かもしれないので、人によって或いは地域によって考え方は大きく異なるかと思うのですが、男の子のおままごとは禁断の果実でもありました。
というのも学校の女子はもちろん自分の親兄弟にバレてはいけないみたいな雰囲気が少なくとも私の環境ではありました。
単に恥ずかしい、という事でもあるのですが、やはり時代年代の問題も大きく「男の子がままごとするなんて!」という風潮があったのでしょうね。
当時だって男性の著名料理人はたくさんいる時代だったのですが、幼少期にそんなこと男がするな!的な考えなのでしょう。きっと。
でも女の子とままごとをしても、女の子から男の子が入るのはおかしい、とかは思われなかったんです。
女の子からすれば「メンバーが増えてラッキー!」だったのでしょうか?分からないですが。
結局楽しかったおままごと
なんだかんだ言っても結局は男同士のおままごとは楽しかったのです。
小学校3年後半や4年生くらいになると自然にやらなくなり、その後はドッジボールやサッカー、野球や家の中での遊びは各種のゲーム*に変わって行きました。
*(ゲームと言っても現在のようなコンピュータゲームは無かったので、例えば野球盤や人生ゲームなどアナログ的なものばかりでしたが。→でも最近これらが注目されて高値で取引されたり若い方が実際に遊んだりしているようですね。)
やはり「食べる」という行為に直結する「おままごと」は成長著しい幼少期には男の子にとっても魅力的なものなのでしょう。
今でも小学校低学年のうちから親に助けてもらいながら家で料理を作ったりする子どもも男女問わず増えているようです。
今思うと自分が幼少期の頃のおままごとは滑稽だった部分もありますが、それでも楽しい子ども時代の思い出として残っています。
おままごとで思い出したこと
最後になって思い出したこともありますのでメモ的に書いておきますね。
●家からコップなどを持ち出して怒られたこともあった。
●外で葉っぱなどを使って遊ぶのだが、「お皿やサラダ代わりになるかな?」と思ってちょうど良い葉っぱを見つけたが、裏返してみると虫やその卵がくっついていて背筋が寒くなる事も多かった。
●自分が幼少期を過ごした練馬区上石神井は今も田畑や自然が割と残っているが、当時は東京23区内とは思えないほどのド田舎的な部分もあり、原っぱなどの空き地で遊んでいると1m以上の蛇がいたりして慌てて逃げた事もあった。
●大人になってから知ったのだが地域や年代などによって「ままごと」、「おままごと」などその他も様々な呼び名や字の書き方(何かしらの漢字を宛がう、など)があるようで大変興味深い事を知った。
大人になって家で滅多にやらない料理(調理ではなく)をたまにしてみれば、幼少期の「あの日」をリアルに思い出すかもしれませんね。
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「おままごと」ってば、「おまんま」から来てると思うっすが、
うちらのは、あまりおやつが出なかったんでハラ満たすための「リアルおままごと」だったのかもっす。
(特に、あほのつるみんはこの影響、イジ汚い精神をもろにウケてるのっす)。
ホットケーキ(今はパンケーキっていうらしいっす)は基本中の基本で、
ゼリー(含む寒天)・プリン(ハウスとか)のカップもの(つるみんはラーメンどんぶりで作ってたす)、
ついには、小学生で卵・牛乳で蒸しプリン(茶碗蒸しに転用)にまで発展するとか…。
油使用の許可?が出ると、ドーナッツ、パン耳ラスク(パン屋に行くと袋一杯無料っす)とか、
無理なく「主食」への変容を遂げる「おままごと」だったのっす。
・・・もう「遊び」とは言えなかったのかもっすゆたか
女の子の中には、「おままごと」は「食」に限らず、
「衣」「住」にもこだわりを見せたものもありました。
兄弟が多いところは、古着がたくさんあったり乳幼児がいて母親が世話してる光景も見てるのでしょう、
小さい子にお古着せたり、ネクタイ・カバンを持たせたり、
お古がなくても、紙(チラシ・新聞紙など)で作った服を着せたり、
そんなのが、将来「仕立て屋」「裁縫業」になったりするのかなぁ?って今だから思ったりします。
ちょびかわいそう?ですが、ちっさい男の子は時々「赤ちゃんの役」を押し付けられて、
おしゃぶり咥えさせられたり、オムツ替えの人体実験と、「赤ちゃんプレイ」を強要?されてました。
そんなのが、将来「おとなのあそび」で役に立つのかもしれませんが…。
「住」は段ボールなんかで屋根作ったりなんかして、マイホーム代わりにしてました。
男の子にとっては、そんなのが将来「秘密基地」とか「屋根裏書斎」につながる…のかな?
・・・「ちゃぶ台返し」のシーンはさすがに見たことはないですが…はじめっち
あたいはむずかしいことはよくわかんないけども、リアルだけでなく、
ちゃんと「おままごと」だってしたことあるのだ。でも、どろ団子じゃなくって、
ちゃんと植物性の葉っぱを使った「ナベ」とか「すき焼き」が定番だったのだ。
・・・「おままごと」は素材選びが肝心なのだつるみん
しっつもんですぅ~…。「男の子だけのおままごと」ってばぁ、どういうやつですかぁ?
「秘密基地」みたいなヤツですかぁ?、それとも、家庭には帰らず、
「赤ちょうちん」とかいうところで、酒飲んでクダまく設定ですかぁ?
・・・んで遅い帰宅で母ちゃんに怒鳴られるオプション付きですかぁ?みならいかのん
4あほ様
こんにちは。コメントありがとうございます。
●子どものころのおやつの話し
私の家は全然ごく普通の中流階級だったのですが、でもおやつには事欠かない家でした。
親もある程度は買っておいてくれましたが、「貰い物」の高級のお菓子が箱でいくつもあったのです。
理由は当時私の父は霞が関の公務員(偉くはないですよ。平に毛が数本生えた程度)だったのですが、
当時は公務員に対して賄賂や贈り物がごく普通の時代でした。
でも賄賂を受け取るのは重要なプロジェクトの決定権を持つある程度偉い人が対象なので
父はこれには該当しませんでした。でも民間から見れば「この人につながりを持っていた方良い」と
平公務員でも思われるんですんね。お歳暮お中元などは贈り物はあたりまえ、出張に行けば
丁重な接待とお土産の嵐だったようです。「お子様にどうぞ」ということでお菓子類が多かったのです。
だからおやつには事欠きませんでした。今じゃ数百円のランチを民間企業の人が役場の人間におごっただけで
逮捕になりますね。
●おままごとの食と衣服など
確かに女の子のおままごとは現実的で衣服や家、家具の配置などにこだわりがあったと思います。
従姉妹たちを見ていたそう思いました。でも男のおままごとは「食」だけなんですよ。
だから誰がママで誰がパパ役なんてありませんでした。家族という概念がないんです。
とにかく拾って来たもので料理の真似をして「出来た!」で終わり。食べる真似もせずこれを繰り返していました。
そしておっしゃるようにこの延長線上に「秘密基地」があるのですよ。 男って単純でバカですね(笑)
様々な設定を考える女の子はやはり将来の母親なんだな、と大人になってから思います。
でも「リアルおままごと」はやらなかったし、やりたくないなぁ。
クレヨンしんちゃんのねねちゃんが大好きな「リアルおままごと」をご存知ですか?
会話の一例をあげると以下のようなおままごとです。
「あなた、お帰りなさい。お隣の山田さんが今日人身事故を起こしたらしいのだけど、
実はケチって自動車保険に入っていなかったので、この事故で人生棒に振っちゃったんだって。
保険て大事よね~」
みたいなことを5歳児に言われたら眠れなくなってしまいますね(大笑)
「おままごと」何とも懐かしい響きの遊び名を何十年ぶりかで目にしてニヤリとしました。
僕も、正月に祖父母宅へ年始の挨拶に行った際、親戚の大人たちが宴席で盛り上がっている片隅で従姉妹たちと「おままごと」をしたことがあります。
というのも、我が家(妹がいますが)には無い豪華な「おままごと」セットを従姉妹が持っていて、カラフルな食器セットや野菜・食料品は勿論、レジスターや硬貨・紙幣まで揃っていたので、男の僕にも充分興味をそそる遊び道具だったからなんです。
そして、もう一つの思い出は、管理人様同様に男同士の「おままごと」もしました。
小学生時代に住んでいた我が家は、横浜の郊外の建売住宅でした。
道路を挟んだ隣家に年下の兄弟がいて、彼らの父親は土木関係の研究をしている御仁らしく、庭には小型のミキサーが鎮座し、数種類の土の小山が並んでいました。
周りの家々の庭は、小奇麗な花や植木で飾られているのに、彼らの家の庭だけはチョッと異様でした。
でも、男の子にとっては格好の遊び場で、盛られた土や砂を混ぜる実験ごっこに興じているうちに、本物の食品や飲料を混ぜる遊びに発展し、ある日、牛乳にウイスキーを混ぜてしまったのです。
一口した時の異様な味が忘れられません。
(大人になった今なら、フツーに飲める、かも?)
浜のヨースケ様
コメントありがとうございます。
「おままごと」という響きはなんか大昔の話しのようで、今の時代や人には無関係なような感じさえします。
しかし時代を問わず皆「おままごと」はやって来ているのですが、言葉が肌に合うかどうかの問題なのでしょう。
「おままごとセット」は昔も今も絢爛豪華のようで、「女心」をくすぐるのに十分すぎる魅力を持っているようです。
でもこれには男の子も惹かれるものがありますね。細々とした食器や料理のおもちゃなどが男心をも魅了してしまいます。
浜のヨースケ様が幼少を過ごした環境は私とほぼ同じようです。
当時の上石神井は建設ラッシュ、まさに高度経済成長の真っただ中でした。
だから空き地には重機が入ったり、多くの資材が置かれていたりしていて、その合間に「おままごと」をしていたのです。
今の子どもも「おままごと」はしますが外ではしないのでしょうか?
或いは男の子だけはするとか?
時代は変わっても受け継がれるものは変わりませんね。