小学校の下駄箱の匂い
下駄箱の匂いは懐かしい思い出
様々な学校生活の中で一番深く、たくさんの思い出があるのは殆どの方が小学校だと思います。
人それぞれではありますが、やはり何も知らない状態から学校という場所に行くようになり、友人を作り様々な「初めて」を経験する場所だからです。
思い出があり過ぎてましてや順番付けをするなんて出来ないと思います。
しかしその中で私が強烈な思い出の一つとして心に残っている「下駄箱の匂い」について書こうと思いました。
「え?お前変なフェチなんじゃないの?」と思う人もいらっしゃることでしょう。
でもそういう趣味はありませんし、今は下駄箱の匂いなんて不快以外の何物でもないと思っています。
しかし小学校生活を思い出す時にこの「下駄箱の匂い」は欠かせない思い出であるのです。
なぜ下駄箱の匂いを記事にするのか?
まあ理由を書いても世間一般には「おかしな奴」とか「危ない奴」にしか思えませんよね。
これには以下の2つの理由があります。
・弊サイトのポリシーはあちこちの記事中でご説明させて頂いておりますが、「偏見は無いけど独断だらけ」を追求しているのが弊サイトでございます。
管理人はこのような考えなので「とにかく注目記事を探して書こう!」なんて思いは微塵もございません。
・実は本記事を書く数日前にある夢を見たのです。
その夢というのは私が小学校入学時~5年生1学期まで通った東京都練馬区立上石神井北小学校の校内でした。
とんでもない昔ですがストリートビューで見ると今でも校舎が昔のままで、これは腰を抜かすほどの驚きでもあります。
私が校内を歩いていて数人の人とすれ違ったのですが、全て横浜時代に勤めていた会社の同僚ばかりでした。
つまり「おじさん」ばかりです。
でも目の前にいきなり当時の小学校の下駄箱がずらっと並んだ場面が現れたのです。(当時の現実と同じレイアウト)
その下駄箱は木製で、木の蓋が個別についていました。でも鍵などはありません。
このような蓋が実際に付いていたかは覚えていませんが、昔の木製の下駄箱はオープンタイプの物と、このように木の蓋が付いている物がありましたね。
↓イメージ的にはこんな感じ。でも昔の物は上履き用スペースは無かったと思う。
そして蓋を開けるとプ~ンという香ばしい匂いが漂って来て、下の部分には細かい小石がたくさん溜まっていました。
夢の中で「うわぁ! 懐かしい!」と思ったとたんに目が覚めたのです。
時間は明け方4時少し過ぎでした。
なぜか「これを記事にしよう」と思い直ぐにスマホにメモってまた入眠したのです。
こんなおかしな理由で記事にする事を決めたのでした。
小学校の下駄箱はどんな匂い、状態だった?
自分に限らずどの場所でも先述した同じような匂いで、足臭い、汗臭い匂いとは違っていました。
カビの匂いもしなかったと思います。
なんて形容したら良いのでしょうか? 蒸れた匂いに土や砂埃の匂いが混ざったという感じでした。
私の嗅覚では砂埃の匂いが強かった気がします。
上位の学校に行くにつれ、そして社会に出たり公共の場にある下駄箱は小学校の下駄箱とはまるで匂いや状況が異なっていると感じます。
匂いに関しては個人の感じ方の差が非常に大きくなりますが、「上に行くほど獣臭い」と私は感じます。
(思い切り変な話し、表現も申し訳ございません。)
小学校の下駄箱が圧倒的に異なるのは「小石や砂が大量に溜まっている」ということでは?と思うのです。
これは中学校でもややその傾向はありますが、小学校だと匂いよりも小石などの印象が強く(私は)、匂いの大半もこれら小石や砂の匂いなのかもしれません。
さらに低学年ほどおかしなものが入っていたりします。
葉っぱや木の枝とかもです。もしかしたらセミの抜け殻やダンゴ虫を入れていた子どももいたかもしれません。
石や砂はわざと入れたのではなくて、靴底にくっついていた物が堆積したのでしょうね。
それと小学校の下駄箱の掃除って記憶が無いのです。
職員の方がやってくれていたという話しも聞いたことありませんし、実際に誰かがやっているのを見た記憶がありません。
いや、きっと誰かがやってはいるのでしょうが、他人の靴の所を掃除(蓋付であれば蓋を開けて)するなんてどうなの?と。
各自やってください、というのも記憶ないし。一体どうだったのだろう・・・?
ある時期で掃除しないと特に小石や砂がどんどん溜まって行きますし、ましてやセミの抜け殻、ダンゴ虫、もしかしたら葉っぱの陰で何かの幼虫が育っていたかもしれないし・・・ (恐ろしい)
↓こういうタイプの下駄箱だと木製でも匂いが籠らないし、人の目があるからかおかしな物を入れる子どもも極めて少ない(はず)
近年の小学校の下駄箱
私の子どもの学校では下駄箱は全て金属製の物となりました。
↓このような感じですが、蓋の無いものもありましたね。
そして近年来客用の下駄箱が用意されている学校も多くなりました。
いずれの物も通学用の靴と上履きを入れる場所に仕切りがあるものが多いです。
これらはもちろん中学校以上の学校でも同様なものが整備されていますね。
金属製の物は「通気口を開けたりして風通しを良く出来る。」、「木のように匂いの成分を付着、吸収しにくいので臭くなり難い。」、「十分な防錆加工がされているので長期間錆びにくい。」など匂いの他、清潔・耐久性でも優れていますね。
これから小学校に上がるお子様をお持ちの親御さんへ
学校の下駄箱に関しては親がチェックとか出来ないですが、特に男の子は先述したように昔も今も「セミの抜け殻」、「ダンゴ虫」、「何かの幼虫」、「意味不明な葉っぱ」、「どんぐり、松ぼっくりなどの木の実」などにご注意されるようにしてください。
下駄箱の状況が分からなくても靴の中に紛れ込んでいる事もあり得るからです。
特に低学年の男の子は要注意です。葉っぱや木の実などには思わぬ虫が付着している事も多いです。
下駄箱ではありませんが、知り合いの子どもが筆箱にセミの抜け殻とダンゴ虫の死体を入れて持ち歩いている子がいました。
何かの時に親が筆箱を開けてひっくり返りそうなほど驚いたそうです。
また上靴の袋も要注意です。
袋の中に何が入っているか分かりません。
持ち帰る日に多くの子どもはこの袋を手に持って帰る子が多いと思いますが、通学路の途中で見つけた物を袋に入れて持ち帰る可能性があるからです。(うちの子どももやらかしました。葉っぱや木の枝で幸い虫関連は無かったのですが)
↓そういう物が入っていなくても袋もけっこう臭くなりますよ。
なんか自分が思っていた以上におかしな記事になってしまった感があります。
でも書き終わって「いや~ 懐かしい。」という達成感みたいなものもこみ上げてきました。
どうですか?誰でも実は下駄箱の匂いなどの思い出があるのではないですか?
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上下二段式の下駄箱システムになったのは、床がリノリューム?の廊下になってからかもしれません。
そういえば、下駄箱は外履きも上履きも一緒のところに入れるんで、今考えれば、
履き替える意味があったのか…と思います、下駄箱の泥類を『掃き出す』のも学期末大掃除くらいだったし…。
だから、掃除してもきれいになった!…って達成感はなかったのかも。
この当時の木造校舎は、ワックスとか使わなくって(オレンジ色のラードみたいで手が荒れそうなツ)、
「米ぬか」を使って、教室・廊下を磨いても工面を保持していました。
・・・「泥落としてから教室に入りなさい」って言われたような気はしたけど…はじめっち
※今でも二段式になっていない下駄箱を幼少期に使った60代以上?の大人は、
(地区の公民館なんかで)下足とスリッパを同じところに入れる習慣が抜けていないようです。
しょうがないことなんだと思いますが…。掃除大変!
下駄箱に木の蓋がついてなくって何が入ってるかすぐわかるのに、
下駄箱利用者本人の個人情報がわかるものがよく詰めてあったりしたっす。
テ〇トとか、給〇のパ〇の残りとか…。机の中も提出してない図工の課題(←コレは自分っす!)とか、
不思議なもんで、道端や川でなくってそういうところに投げとくすよね。
・・・「捨てる」ではなく「投げる」といった表現が心理的に合ってるっちゅうか…っすゆたか
2あほ様
コメントありがとうございます。
いつの間にか学校の下駄箱は蓋が無くなったと感じました。でも現在もスチール製で蓋付はまだ結構あるようです。
オフィスや温泉施設などは蓋つき(鍵付き)が当たり前ですしね。
下駄箱は上靴と分けるために2段にする、考えてみたら当然ですね。
同じにしていたら当然上履きも汚れますし、これじゃまるで「入浴直後にトイレに行く」のと同じです。
それと確かに特に低学年は下駄箱にいろんなものを入れていた子どももいました。
机の奥の方にパンや悪い点のテストなどを入れていた子どもが多かったですが、個人の好みで場所が違うのかもしれません。
バカらしい話しだけど自分で書いていて懐かしさでいっぱいになりました。
またお越しくださいね。