小学生のヒミツ
誰にもヒミツはあるが小学生は特別
老若男女問わずすべての人には必ずヒミツがあるはずです。
一生誰にも言わないヒミツもあれば、1時間後には言ってしまったヒミツ、後でばれて大騒ぎになってしまったヒミツなど人それぞれのヒミツがありますが、小学生のヒミツは特別中の特別だと私は思います。
それは人生経験がろくに無い中で一生懸命考えたヒミツ、または何かを隠蔽するために考え出したヒミツ(またはウソ) など様々です。
でもその時の本人は深刻な状況であっても、時が経てば笑って済ませることが多かったのも小学生のヒミツの特徴かもしれません。
もちろん小学生の時の事でも「こんなこと一生誰にも言えない」と大人になっても思い続けることもあるとは思いますが。
小学生のあの日に戻った気持ちになって「あの時のヒミツ」を探訪してみませんか?
小学生にはどんなヒミツがあった?
ヒミツの内容なんて星の数ほどあって全て挙げることなんて不可能ですし、思い出すことも出来ませんが、小学生特有だったヒミツを思い出しながら書いてみます。
◆給食のパンやおかずを机の中にしまう
「しまう」というよりも「机の中に入れて隠蔽する」が正しいと言えます。
時代問わず給食にはどうしても苦手なおかずが誰でもあるものです。パンがあまり得意ではない、量が多いなどで食べきれない子どもも多くいることでしょう。
昔(私のようなオッサン世代も)は給食を無理やり食べさせるという学校、先生がいた時代がありました。
時に昼休み中はもちろん午後の授業が始まってもイヤイヤ食べている子どももいたほどです。
そういう事にならないように食べられないおかずやパンを机の中に入れてしまうのです!
パンはそのままでもさほど問題ないにせよ、問題はおかずです。でも子ども、特に低学年は堂々とやります。
例えば玉ねぎや長ネギ、ピーマンなど子どもの嫌いなおかずは、それらだけお皿の端に避けて、友人や先生の目を盗んで箸やスプーン、時には手掴みで机の奥底に投げ入れるのです!
教科書は最初に端に避けておくなど用意周到の子どももいますが、とにかく食べたくないしか頭にない低学年の子どもは教科書の位置なんて関係なく机の中に投げ入れる子どももいたのです。
夏にこれをやれば・・・ おぞましい匂いと光景は言うまでもありません。
このどれかの机の中にもおぞましい光景が・・・
◆木の机に穴を開けたり彫刻刀で名前や下らない事を刻んでしまう。(時に椅子にも)
彫刻刀やカッターナイフ、時には先の鋭いハサミで机の木の部分を傷つけたことはありませんか?
それも授業中に。貫通するほどの穴は無理にしてもすり鉢状に凹ませたり、単に傷を何本も付けたり、時には名前を刻んだり・・・。
名前は自分の名前や好きな子の名前ではなくて、キャラクターやアニメの登場人物、或いは「う〇こ」とか下らない事を刻んだりです。
(それにしても今昔問わず小学生の男の子は本当に「う〇こ」と書いたり叫んだりが好きですね。DNAなのでしょうか?)
それも決まって授業中、休み時間などはまずやらなかったと思います。
椅子の座面に傷つける子どももいました。授業中でも腰をずらして器用に刃物で文字などを描くんです。
しかも怪我もせずに。
とにかく暇を持て余す授業、最初から勉強などする気のない子どもはよくやったと思います。
特に机に付けた穴、傷などには決まって消しゴムのカスを埋め込んでいました。
理由ないけど何故かこれが楽しいんですね。一生懸命押し込むようにいれて、表面をきれいに平らに出来ると満足感、達成感がありました。
授業中なので本来は問題が解けた事に対しての達成感でなければいけないのですが。
◆ロッカーや下駄箱に正面から見えないところに落書きする。
これもよくやりましたし、なぜか実に楽しい。
教室のロッカーは大抵ランドセルを入れるだけなので蓋も付いておらず、単なる木の間仕切りのついたものですが、その上部の板の下側であれば覗き込まない限り見られることはありません。
このような部分にマジックやボールペンなどでいたずら書きをするのです。
先述した机に書いたようにアニメキャラの名前や「う〇こ」とかバカな事を書いたりしました。
下駄箱も同様で、蓋のある物、蓋が無くて木製の物、金属製で蓋付の物、など様々な形態がありますが、これも教室のロッカーや蓋の内側など目立たない場所に同様に書いたりするのです。
悪ふざけが過ぎると「2組のXXのばーか!」なんて問題となりそうな落書きも見た事があります。
そこがXXさんの下駄箱だったかどうかは忘れてしまいましたが。
◆登下校時に給食袋や体操着袋を振り回して水溜まりや泥の上に落としてしまう
男子はよくある事です。
どうしてもあの袋を手にすると振り回したくて仕方ないんです。男子の本能かもしれません。
ランドセルの側面にはこの手の袋の紐を引っかける金具がついていることが多いですが、でもわざわざ金具から外したり、紐が長くてランドセルに繋いだままブンブン振り回すのです。
友人にぶつかって「あ、ごめん」で済むならばまだ良いですが、手から離れて水溜りや泥だらけの所に落下とかの悲惨な事もありました。
学校で使う時は何とかごまかせても、週末持ち帰って洗濯する時などは必ず親に一言言われていましたね。
まあ洗えば済むことだから、あまり厳しく怒る親もいなかったかもしれませんが。
一番気を付けなくてはいけないのは手から離れてどこかの窓ガラスを直撃とかが起こらないようにすることです。
たかだか布だし、と思っていても遠心力が付いているのでガラスを割るくらいの威力はあります。
◆授業中に鼻をかみたいのにティッシュがない!
小学生に限らずあまり人前で豪快に鼻をかむのはどうかと思いますし、多くの人は「大勢の前で堂々と」とは思わないことでしょう。
でも特に低学年の子どもは授業中に鼻水が出て来た、ティッシュがない、授業中にトイレに行きたいなんてなんて言えないとかで垂れて来る鼻水を必死にこらえている子どもも多いと思います。
この葛藤には次のような事もあり得るからです。
・ティッシュを誰かに借りる又は自分で持っていても鼻をかめば・・・
→絶対他の男子に「鼻水マン」とか言われて女子の前でも大恥をかいてしまう。
ついでに「XXくんは鼻をかむことによってパワーが増大し変身するのだ!」とか余計なことまで言われる可能性がある。
・トイレに行けば個室もあるしトイレットペーパーで思う存分鼻をかめる
→「先生!トイレ行きたいのですが」と手を挙げて言わなけれならず、これを言えばまた他の男子に「あ!う〇こマンだ!」とか絶対100%言われて、その日から彼のあだ名は「う〇こマン」なってしまい、本名で呼ばれなくなってしまう。
実は冗談抜きの話しで、小学生がトイレの大を我慢するというのは全国的に問題になっているそうです。
「恥ずかしい」が最大の理由ですが、やはり「う〇こマン」と言われることも実際に多いようです。
高学年であれば、こっそり隣の人(時に女子にも)に「ティッシュあったらくれない?」と小声でお願いしたりして難局を乗り切ることでしょうが、1~2年生の低学年だと時に驚くほど大胆なワザを使います。
それはハンカチや指で鼻水を拭い、べっとりついた鼻水を机の天板(もちろん内側です)に擦り付けたりするのです。
これは私が6年生の時に放課後の何かの集まりで1年生の教室を使うことがあって、同じクラスの男子が机の中に何気なく手を突っ込んだら半乾きのヌルっとするものに触れて手を抜いたら鼻水だったという事件がありました。
私も手を突っ込んで触れたものは幸い鼻水ではなくて、ぱさぱさになったパンでしたのでまだ良かったですが、このパンも捨てないで入れておけば緑や白のカビで物凄いことになるでしょうね。
◆悪い点数のテストや都合の悪い内容のプリントは捨てて帰る
これも大昔からの定番です。
中学校以上の学校と違い、小学校は定期テストがありませんし、あっても親にその日にちが通知されることは殆どありません。
それに親も特別教育熱心でなければ、「そろそろ1学期のテストかな?」なんて気にも留めない事でしょう。
せいぜい通信簿の結果しか見ないはずです。
極端に点数の悪いテストが返却されると、丸めて学校内のゴミ箱に、途中の公園やお店にあったゴミ箱に、時に川に流してしまうなど割と経験しているのではと思います。
丸めたり、小さくちぎってならばまだマシで、やはり低学年だとそこまで頭が回らずそのままポイ!と捨ててしまう子どももいました。
捨てる時に風で飛ばされたりしたらそれこそ大変です。
学校名は書いていなくてもクラスと氏名が書いてあるわけですし、学区から「あの小学校か」とばれてしまいます。
また親に渡すプリントの内容が自分にとって都合の悪いものだと同様に捨てた子どももいたはずです。
例えば「授業参観のお知らせ」とかですね。授業参観は子どもによって親に「来て欲しい」と「来て欲しくない」に2分されます。
来て欲しいという方が多いかと思いますが、「来るのはイヤ」という子どももいましたね。
でもテスト以上にこれらのプリントの廃棄の方が問題だと思います。
授業参観以外の重要事項も併記されていることも多いでしょうし。
まだまだ思い出せばたくさんありますが、今となっては「ただただ懐かしい。でも2度とあの日に戻れない」と切なくなります。
しかしこれらの経験が大人になってから良い面と悪い面、両方に作用しているのは間違いないですね。
スポンサーリンク
あたいはむずかしいことはよくわかんないけども、業者の大きい白いテストは、投げる(ほかす)と必ずバレるから、更紙の小テストなんかは旧木造校舎時代は床の穴に押し込んで、校舎解体時のタイムカプセルにしたりしたのだ。床の穴はとっても便利だったんで、ちっちゃいゴミやエンピツ、消しゴムなど、証拠隠滅には最高だったのだ。でも、すぐ鉄筋校舎に変わっちゃったから、タイムカプセルは一年と持たなかったのだ。
・・・2階の床下は薄い天井版だったからほかすのバレてもんのすげぇ怒られたのだつるみん
前にも話したことはあるんですけどぉ、「う〇こマン」のほかにも、2じじぃ&つるおば時代にはホームルームの中でギョウチュウ検査の結果報告をしてるというプライベート無視時代の案件があってぇ(「〇〇さん・いない、✕✕君・いな~い、★★君…いたぁ!」とかホントにあったらしいですぅ…、ギャグなのか教育的配慮か古き良き時代か分んないですけどぉ…)、
その場で「ムシクダシ(「ポ〇ール」って呼ばれてたらしいですぅ…)」を渡されたその日から、
彼のあだ名は中学卒業まで「〇キール」でしたぁ。
ちなみに「3あほ」の一人も、「ポキー〇」飲んだそうですぅ、あだ名はクラスの4~5分の1程度いたんでぇ、彼以外付けられなかったそうですぅ、彼も全く気にせず、「しょうがねぇなぁ!」って感じだったそうですぅ…。
・・・味はチョコレートに似た味だったそうですぅ…みならいかのんクラス崩壊によくならなかったですぅ…
机の中でのパンカビ養殖は、けっこうあったので、あんまし気にはしてなかったですが、むかしの机は重たい2人使用のものだったんで、となりの女子(男子)がすごく迷惑がってる姿はよく見かけました。
教職員がそういうものに気が回らない?時にはそういうことがよくあったりして…。それとも気づいていてわざとほったらかしにしていたか、今なら「ネグレスト」案件ですが…。(個性重視…ってのともちょっち違う?)。今の子でも、ちょっと疎かにしていたら、パンカビ養殖は起こると思います、担任の責任重大ですが。
だいたい、パンが水分失うので、青カビ・黒カビ程度で収まるんですが、一例だけ、赤パンカビまで持っていった「強者(と敢えて呼びます)」がいて、
彼は(クラスの人気者で今でいうカースト上位だったんで)たまたま汚い机の中から忘れられていた袋に入った喰い残しのパンの残骸が奥から見つかって、
「えっ?育ててたんですけど何か」って感じで笑いを取って、先生から後頭部パーンって突っ込まれた…のは覚えています。
・・・ホントに忘れていたらしい…はじめっち
むかしは「刃物(ナイフ)」は、「薩摩守」とか言われてて、駄菓子屋なんかにも売ってたっすから…。今は「キセル乗車」のこと言ったりするのんすが…。
「うんこ」はなかったっすが、むしろ「あいあいがさ」のほうがよく彫られてたっす。コレ、自分の「あいあいがさ」やりゃあいいのに、かんならずほかの男子の右横にてめぇの意中の女子の名前掘る奴ばっかしだったんだわ。むしろ女子のほうが潔くって、「△△くんだ~いスキ!」って飛びつくとか、「掘って掘ってぇ~」ってネダラレると、どういうわけか今度は違うターゲット女子に…おもしろいもんす。
「給食袋」「体操着袋」(前述で語りすぎたんで)は置いといて、「鼻水マン」は別の意味で居て、鼻をかんだチリ紙を鼻に詰めて女子の前で跳ばす…ってのは居たっす。そういう「おばか」がいるから、鼻の穴に何でも詰めて取れなくなっちゃう「一族の恥さらし」
が生まれちゃうのんす。
・・・節分でソレやって大目玉喰らってるのに…っすゆたか
【あほの皆様へ】
コメントありがとうございます。今回もまとめてお返事致します。
(今回も入れ食いでしたね (笑) )
・「あいあい傘」
これもやりましたね。私はやらなかったけど一部の人はやっていて少数派ながら女子で刻んだ人もいました。
よほど好きな男子がいたのでしょう。あいあい傘のお手軽版は黒板の日直の名前の所に書く、というものでしたね。
・鼻をかんだ・・飛ばす
一発で女子から嫌われます。それと高学年の時に下校前に「帰りの反省。良い事、悪い事」というのがあって、特に悪いことを意地悪く全員の前で晒されるという今だったら重大な人権蹂躙、私刑(リンチ)とも言える儀式が毎日会って、その場で言われると全員から「え~~!」と絶叫が上がり、内容が酷すぎると先生から残るように言われたりしていました。
酷すぎますよね。あ!でもこれって弊サイトの記事ネタになりますね。近々この「帰りの反省」とかの題名で書きますね。ヒントに感謝いたします。
・パンの件
赤カビ、というのは知らなかったというか覚えていません。赤/青/緑/黒/白が全部揃ったらきれいかも?
確かに「育てていた」という悪ガキはいた気がします。でもパンのカビって今思ってもも気持ち悪くなります。
・古い校舎の床の穴
ありましたよね。昔の木造校舎だと節穴が完全に貫通している穴が。
最近の学校はわざと木造で建てるところもありますが、今の木造校舎は綺麗すぎ、おしゃれ過ぎて穴どころか0.1㎜の隙間もないほど精巧に作られていますね。
でもこの手の穴って小さな子供には魅力的であり、宇宙の入口みたいなんですね。
私は学校よりも自分が5歳まで暮らした家が古い木造で、廊下にはいくつかの穴が開いていて地面が見えたのを覚えています。
土しか見えないんですが、しばらくじっと見ていると、地面をアリなどが歩いているのが見えてとてもうれしかったです。
この木の穴の事も弊サイトのネタにします。
近々記事を書きます。ヒントありがとうございます。
では皆様、また弊サイトにお越しくださいね。