1970年代には「指で押して穴開ける缶ジュース」があった!
指で押して穴を開ける缶ジュースを知っていますか?
前回の記事に続いて思い出したついでにまた缶ジュースの話題を一つ・・・。
1970年代(記憶では1970年代中頃~1980年くらいか?)にはプルタブではなくて、「指で押して穴を開ける」缶ジュースがあったんですよ。
当時ももちろん主流はプルタブ方式ですが、ごくごく一部のものにこのような不思議な開け方のジュースがありました。
記憶では森永の製品だったと思います。(間違えはご容赦下さい)
スチール缶ですが、以下の図のように二つの穴を指でギュッと押し込んで穴を開けて飲むんです。
大して力を入れなくても開くようになっており、押した部分の切れ端がジュース内に落ちるということもありませんでした。
でも二つの穴を開けるのは面倒だし、子供や力の無い方などは難しかったかもしれません。
でも「プルタブは爪が剥がれそうで恐い」という人には好評だったようです。
いつの間にか姿を消してしまいました。でもなぜか忘れられない商品の一つでもありました。
穴を開ける部分(飲み口)は以下をご覧ください。
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すんません、指で開けるやつ、これ知りませんでした。
もちろん、缶に添付されたちっこい穴あけ機で穴をあける缶ジュースや、
それがついてなくて、家で缶切りの先っぽ…今はその機能が付いた缶切りありませんが、
で、穴2つ開けて飲むやつは知っています。
・・・実物見てみたいですはじめっち
そういや、列車には簡易テーブルにビンの栓抜きがついてたりしたっす。
・・・寝台車にはついていたっすゆたかもう「寝台車」走ってないすけど
むかし小学生で先生の話をよく聞かない子がいて、
「缶ジュースの穴は2つ開けて…」というのを聞かないで、一つしか開けなくて、
半分しか飲めないやつがいたそうです。みんなにバレるのが恥ずかしくて、
誰にも助けを呼べなかったんじゃないか…って、ゆたかが言ってました。
・・・それ誰さ?みならいかのん
あたいはむずかしいことはよくわかんないけど、
指さ切っちまう事案とかなかったんかいな?なのだ。
子供・老人が扱えない商品だから、消えてしまった、
または紙パック製品が台頭してきたからなのか?なのだ。
・・・ライターも高齢者には硬くって扱いにくいらしいのだつるみん
はじめっち&ゆたか&みならいかのん&つるみん様
コメントありがとうございます。
確かに缶のジュースは「穴を二つ」開けないと飲めませんね。
或いは近年の製品のように穴が1つでも口をつけても充分に空気が入るだけの大きさ・形状の穴でないと。
この「指で押して・・・」は極めて短命だったんです。
正確にどのくらいの期間か、はわかりませんがアイディアは斬新でもやりにくいので世間に受け入れてもらえなかったんでしょうね。
だからこの時代を過ごした方でも知らない人が多いのだと思います。
当時高校生だった私も最初は斬新で面白かったと思いましたが、でもやはり開けにくいんです。
力だけあってもダメで微妙な角度とかあるのです。
メーカーも試行錯誤だったと思いますが、何処かにこの缶は展示されていないかな?とか思ったりします。
指で押して穴空けるのは
森永から販売されていた
サンキストのオレンジ・グレープフルーツ・レモンの缶があって、他のメーカーでは
記憶にございませんσ^_^
でも 短期間で無くなりましたよね。
ぢゅめ様
こんにちは。コメントありがとうございます。
このジュースを知っている人に初めて出会えました!
感謝感激です!
そうですね、森永サンキストでした。
確かに極めて短命でした。試験販売かはたまた売れなかっただけなのか判りませんが今思いだしてもすごく斬新であったことは事実だと思います。
ご訪問ありがとうございました。
また当サイトにお越し下さいね。
懐かしい。この缶のことを急に思い出してネットで調べたらこのページにたどりつきました。中学生のときに自動販売機で売っているところがあったので好んで買って飲んでいました。サンキストは覚えていたのですが、外国のメーカーだと思い込んでいました。森永とは思ってもいませんでした。
蚕趣味さま
こんにちは。
コメントありがとうございます。
ご存じでしたか。このジュースは販売期間が短かったので知らない人が多かったと思います。
当時とても画期的・斬新と思ったのですが思ったほど使い勝手が良くなかったです。
でもなつかしいな、と思える商品でした。
当サイトには「あの時代のあれ」を他にもたくさんありますのでぜひご覧くださいね。
サンキストのオレンジとレモン?
青森から中学の修学旅行で東京の後楽園付近に宿泊した際に良く飲んでました。
昭和52年の夏から秋ですねー(^^)
シュワシュワしてて、
今のサントリーオランジーナみたいにゴクゴク飲めたのを覚えて居ます。
記憶違いかもしれませんが、
不二家のレモンスカッシュもこのタイプが有った様に覚えています。
探していたら画像有りました。
懐かしい(^^)
昭和的心の遺産を求めて・・
昭和なサンキストの記事内
https://jinomonta.blog.fc2.com/blog-entry-108.html
ミック様
こんにちは。コメントありがとうございます。
ご存知でしたか!うれしいですね。知っている方にはなかなか会えませんので。
「不二家のレモンスカッシュ」は確か1975~1976年登場だと思います。でも2つ穴をあけるタイプだったかは記憶がはっきりしません。
このレモンスカッシュは非常に本格的な味で缶ジュースとは思えないほどおいしかったです。
味は今でも覚えています。一時期こればかり飲んでいました。
それと写真が載っているサイトのご紹介ありがとうございます。
私としては指で押して穴を2つ開けるものよりも、小さな缶切りが付いている方がワクワクします。
なんていうか男心をくすぐるグッズという感じです。
ご訪問ありがとうございました。
また当サイトにお越しくださいね。
書き込み失礼いたします。
穴を二つ開けて飲む缶ジュースを探していてこちらにたどり着きました!妻がこの缶の存在を知らず、本当にあったのかと自分も半信半疑になっていました。
私は不二家のレモンスカッシュしか記憶にありません。黒地に黄色い水玉模様だったでしょうか。穴はサンキストより小さかったような気がします。
懐かしい記憶が合致しました。ありがとうございました。
もんた 様
こんにちは。コメントありがとうございます。
>・・自分も半信半疑になって・・
→おっしゃる気持ちが良くわかります。
このジュースの缶は極めて短期間しか売られなかったから自分の記憶が信用できなくなると思うのです。
また長期間売られていたとしても、あまりにも昔のことだと「自分の思い過ごしか?」と思うこともあります。
当サイトにお越し下さる多くの方が同じような感覚をお持ちのようで、当サイトで事実を知り「あのことは勘違いではなかったんだ!」と感動してくださる人がたくさんいます。
管理人としても嬉しい限りです。
>黒地に黄色い水玉模様・・
→その通りです。このレモンスカッシュをつい最近スーパーで売っているのを見ました。
もちろん2つ穴を開けるものではありません。
本当にこのレモンスカッシュは美味しいですよね。
さて当サイトには様々な「あの日」、「あの時のモノ」がたくさんあります。
ぜひまたお越しくださいね。