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甲虫王者ムシキング

日本中の小学生男子を虜にしたムシキング

ムシキングというカードゲームをご存知でしょうか?

正式名は「甲虫王者ムシキング」といい、甲虫(カブトムシ、クワガタの類)が描かれたカードを使ってゲームマシンで勝敗を競うものです。

(アーケードゲームというやつですね。)

 

ゲーム自体は非常に単純で画面上でじゃんけんをして勝ち負けを決めるものです。

カード自体にじゃんけんの「グー/チョキ/パー」のマークが書いてあるのでゲームマシンが無い場所でも遊ぶことが出来たのです。

 

甲虫類は大昔から現在に至るまで男の子の憧れですし、勝敗はじゃんけんという単純さなので就学前の小さな子供から小学校高学年(中学、高校生も?)まで誰でも簡単に遊ぶことが出来たのです。

 

ムシキングが世に出たのは2003年ですので、私自体ではなくて私の子供の話になります。

でも単に親としてというだけではなくて、子供に振り回されて大変な思いをしたという数々の思い出話があるのです。

寝ても覚めてもムシキング!

私の子供、息子はムシキングに狂っていました。

なんでもクラスの男子は殆どがやっているとかで、いつの間にかカードを集め始めていました。

カードを持ってゲームセンターなどに設置されている機械で遊ぶのです。

 

↓ムシキングに熱中する幼き日の我が息子

先の述べたように勝ち負けはじゃんけんなので非常に単純であり、あえてルールを覚える必要がないのです。

この点は本当によく考えたな、と感心します。

もっとも小さな子供でも複雑なルールを持ったゲームであっても一度興味がわけばあっという間に覚えてしまいますけどね。

世代を超えた男の子が夢中になる甲虫類が主人公なのですから短期間で爆発的にヒットして当然と言えます。

 

上記の写真は家の近所のホームセンターのおもちゃ売り場に設置されていたものですがたった1台の機械に放課後や土日は長蛇の列が出来ていて、「一度やったら次の人に変わりましょう」とか「列の最後に順序良く並びましょう」などの張り紙もありました。

日によってはさすがの息子も「今日は人が多すぎるので帰る」なんて言う事もあり、他の子供も列の途中で帰宅したりしていました。

 

でもある日、家から車で5分ほどのコンビニに外から見える場所に大きな文字で、

【当店はムシキング設置店です!】

と書いてあったのです。

なに!と息子とコンビニに直行です。入口のコピー機の横になんとムシキングのマシンが1台ですが設置されているではないですか!

その日は他に子供がいなかったので息子はムシキングやり放題でした。

別の日に行ってもせいぜい子供が二人くらいで、穴場でしたので私と息子はホームセンターからコンビニに鞍替えしたのです。

 

また2005~2006年頃の夏限定で羽田空港に「ムシキングコーナー」が特設されたのです。

これはセキュリティチェック後の待合室のあるところですが、家族で飛行機で出かける時にこれを見つけた息子が「わぁ!ムシキングだって!」とそのコーナーに走って行きました。

ここでは確かゲームマシン自体は置いていなかったと記憶していますが、とにかくイベントをやっていたのです。

息子は出発までここで遊びたい、と言うので「ここから離れるな」と言い少し奥の搭乗待合に私と妻は向かったのです。

 

でも心配になってムシキングコーナーに戻ると息子がいない・・・。

慌てて探すけどいません。「ヤバい!」と思い直ぐに空港係員に説明して探してもらう事にしました。

館内放送までしてもらい、刻々と出発時刻が迫る中係員に連れられて息子が戻って来ました。

泣いてはいませんでした。詳細は覚えていませんがムシキングコーナーを抜け出して迷子になったようでした。

 

飛行機には間に合いましたが本当にあせりました。ムシキングのせいでこんなことまで起こるとは・・・。

 

さて息子もいったい何枚の「ムシキングカード」を持っているのか?と思うほどで100枚なんていうレベルではありませんでした。

少し前に息子に「ブログのネタにしたいからムシキングカード見せてよ」と言ったら「捨ててはいないけれど奥の方に締まってあるからすぐは無理。ポケモンカードならばすぐ出るよ。」と言われてしまいました。

(実はポケモンカードの方がムシキングカードよりはるかに大量に持っていました。)

 

こんな↓カードでしたね。(クリックで少し拡大します)

引用元: Hata・Toy 様

http://www.hatatoy.jp/index.html

 

そしてカードケースはこんな↓のでした。(他バージョンも在り)

引用元: Amazon Japan 様

https://www.amazon.co.jp/

 

カードは年代でいろんなバージョンがありました。

上↑のカードは下の方にちょっとだけ「あいしょう はやみひょう」が出ていますが、細かいパワーのレベルが表示されているものなどもありました。

カード左上を見るとおわかりのようにじゃんけんのマークが書いてあるのです。(写真のカードではパー)

とにかく流行り出したころ(2003~2006年頃)の小学生の男の子たちはカードの枚数の多さなどを競い合っていましたね。

ムシキングの便乗商法も大流行!

当然便乗商品、便乗商法の嵐が吹きまくります。

ムシキングロゴが入った甲虫の絵のグッズは星の数ほどでしかも出せば売れる状態だったようです。

うちの子は関連グッズはあまり興味が無かったんですが、どこかの観光地に行った時にせがまれて買ったタオルハンカチがこれ↓です。

でも買った後で気が付いたのですが、これは非公認のパクリですね。どこにもムシキングのロゴが入っていませんから。

とにかくムシキングロゴが入っていなくても甲虫が描かれていれば何でもアリみたいでした。

それと生体の甲虫も売れに売れまくりました。

息子は生体を買ってくれとは言わなかったのですが田舎に行った時に簡単にクワガタが捕れたりしたので満足していたようです。

以下の2枚の写真がそれです。

でも甲虫の模型(精密なものではない物)は欲しがってたくさん買いましたね。特にヘラクレスオオカブトとかコーカサスとかの生体は数万~数十万円とかしましたから。

でも模型でも集めると・・・・ こういう↓コレクションになります。

(クリックで拡大します)

これ↑は全て模型なんですよ。

嵐は過ぎ去るのも早い・・・

とにかく物凄いブームでテレビアニメや映画もやっていましたが息子に言わせると「つまらない」だそうです。

まあ便乗でキャラクターをテレビアニメとかにすれば「つまらない」という評価になるでしょう。

ムシキングは明らかにゲームとそのキャラが先行していましたが、後付けのアニメは大失敗だったと(私的に)思っています。

プリキュアや近年の仮面ライダーみたいに最初からアニメとグッズを並行して放送/販売すればビジネス的には上手く行くのだと思いますけどね。

 

とにかくムシキングのブームは2~3年くらいであっという間に過ぎ去ってしまったのです。

その後も細々と続いていてカードもバージョンアップされていますし、2015年からは「新甲虫王者ムシキング」がほぼ同じルールで始まったようですが、男の子向けのグッズとコラボして現在売れているものは仮面ライダー系にはまったく負けているのではないでしょうか?

あとムシキングのあとに「恐竜キング」ってありましたがこれは全くダメだったようで、息子も全く興味を示しませんでした。

 

ムシキングは男の子向けですが、やはり女の子向けでも一儲けしなくてはと思ったのでしょうか?

ムシキングの1年後の2004年には似たようなカードゲームの「オシャレ魔女 ラブandベリー」が登場して小学生の女の子のハートをつかみます。

ムシキングのゲームマシンの横に「オシャレ魔女 ラブandベリー」のマシンが設置されてこちらも大行列でした。

 

ムシキングは今でも残っているとはいえ、本当に凄いブームでした。

過ぎ去るのも早かったですが世はムシキング一色でしたね。

ある日バスの中で息子が腹減った、疲れたとか色々と文句ばかり言うので私が、

「あともう少しで着くから我慢しなさい!またムシキングやらせてあげるから!」

と言うと息子がおとなしくなると同時に隣の席にいた若いお母さんが、「ムシキングだって! プッ!」と声に出して笑ったのです。

 

他には私が「宝くじで1等賞当たったらゲームセンターにあるムシキングゲームマシンを買ってやるよ!」と豪語したりもしましたが、宝くじが当たらなかったので結局我が家にはムシキングのマシンはやっては来ませんでした。

 

息子もカード類を大事にとってあるという事は、彼にとっても将来に渡り忘れられない思い出になるということなのでしょうね。

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管理人について

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こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します。
もう50代にもなる妻子持ちのクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道のある都市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

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