Sponsored Link

お受験の思い出

お受験、という言葉の響き

受験というと高校受験、大学受験を殆どの方は連想されるでしょう。

でも冒頭に「」を付けて「お受験」と言うとやはり小学校入学時の受験を思い浮かべませんか?

もちろん私立中学受験の人もいるわけですが、どちらかというと小学校入学時かな?と。

 

なんか「」を付けただけでちょっとハイソな響きに聞こえません?

白金、田園調布、或いは銀座を歩いている上品な奥様がお使いになる言葉を連想させるみたいな??

(私だけかな?)

お受験が一番大変なのは親だった。

高校以上の学校の受験だと何よりも本人がピリピリしていて家族も話しかけずらいという事がありますよね?

うちの子供の時もそうでした。ましてや「頑張れ!」なんて口が裂けても言えません(言える雰囲気ではない)

でも小学校入学時のお受験は親が一番大変だったと思います。本人はのほほんとしていることが多いと思います。

 

私が通った小中学校はごく普通の区立学校でした。単に家がその学校の学区内だったからです。

何の変哲もありません。

でも! 私は小学校入学時にお受験をしているのです! えっへん!(でも落ちたけど)

今から半世紀も前になってしまうのですが、その日の事は克明に覚えています。

2校受けたんです。もちろん100%親の意志であり私は何も考えておらずただ「4月からはランドセルを背負って小学校に行く」くらいしか思っていなかったんです。

1校はお茶の水女子大付属小学校、もう一つは学芸大学付属小学校で両校とも国立のレベルの高い学校です。

 

どちらが先だったかは覚えていません。ただ違う日です。

お茶の水は当時は分からなかったですが今見ると地下鉄の護国寺と茗荷谷駅の間くらいの場所なんですね。

当時も同じ場所だったかは分かりません。確かお茶の水を受けた日は外が薄暗くて寒い日でした。

 

同校の入学試験は筆記の前になんと抽選会があったのです!

商店街でよくやるレバーの付いた回転体をぐるっと回すと〇等賞に対応した色の球が出て来るというものです。

恐らく受験生(つまり子供)が多すぎるので抽選会で最初に篩にかける、という事なんですね。

当時でも別にこんなことしなくても、と大人になると思います。

半世紀経っても「超はっきり」覚えています。私は受験番号がなんと1番! 母親が3時か4時起きで受験番号を取りに行ったそうです。

抽選会は受験番号順にやるので私は一番最初だったんです。

 

この時は郵便で受験番号を知らせるのではなくて親が学校に直接行って番号を取っていたみたいです。地方の人は大変ですよね。

広い体育館の舞台の真ん中に机と抽選機が置いてあり、私が言われた通りにゆっくりと回したら白い球が出て来たんです。

係りのお姉さんはその白い球を持って微笑みながら!「残念ね~」と一言言ったのを覚えています。

私は「当たったら何がもらえるんだろう?」と思って帰宅したのですが帰りの母は少し不機嫌でした。

でもこの抽選って早い方が受かりやすいなんてことはないんですけどね。

 

もう1校の学芸大附属は実は大泉学園駅のやや南側にあるので(現存)家からはバスに乗りました。

こちらです(Google map)

学芸大附属は事前抽選など無くいきなり筆記試験でした。陽射しが暖かい窓際の席でした。

 

筆記試験の問題の一部を鮮明に覚えています。

極めて簡易な手書きの絵が描いてあり「どちらがじどうしゃのはしるみちでしょうか?」でした。

4枚くらい絵が並んでいて迷ったのが2枚ありました。

一枚が畑か田んぼの真ん中を通っている道、もう一つは山に登っていくような道の絵でした。

 

かなり悩んだのを覚えています。だって両方とも「道」であり人しか通れない狭さとかを感じさせる書き方では無かったんです。

でも畑か田んぼの真ん中は車通らないよな、と決めて山に登っていく道に〇をつけました。

 

そして数日後に親から「落ちた」と告げられました。

両親は落胆していましたが落ちて良かったと思っています。歩いていける距離の学校で気楽に幼少期を過ごせたのですから。

私はどうでもよかったし自分で望んだのではないので、早くランドセルを背負いたいとしか思っていませんでした。

二十歳くらいになって「もしかしたら畑か田んぼを通る道に〇をつけていたら受かっていたのかな?」なんて思いましたが、真意は全く分からずです。

受験生の親になってみて・・・

我が子は小中学校はお受験などさせませんでしたが、高校・大学はあるわけです。

やはりピリピリするので話しかけないのが一番です。

黙ってサポートしてあげるのです。間違えても「勉強ははかどっているか?」とか「受験まであと〇日だが大丈夫か?」なんて言ってはいけません。

万一落ちても「そうか、でもがんばったものな」との一言だけにしましょう。実際そうなんですから。

そういうさりげない言葉の方が本人にとっても一生心に残るものです。

スポンサーリンク


2 Responses to “お受験の思い出”

  1. 会社どうぞ!!!! ビップエレキバン!!! より:

    小中学校のお受験は落ちたら悲惨です。
    地域的な違いも有ると思いますが、その地域を離れるまで、同級生のお母さん方にヒソヒソ言われバカにされますよ。
    逆に合格すると総シカトされます。
    どっちにしても、嫉妬に耐えられる精神が必要だと思います。

    • kaikoshumi より:

      会社どうぞ!!!! ビップエレキバン!!! さま

      コメントありがとうございます。

      >同級生のお母さん方に・・・
      というのはあるところではあるみたいですね。
      少なくても私の時代はお受験は一般的では無かったのでそういうことは無関係だったと思いますが。

      今だと田園都市線沿線とかに住んでいると言われそうな気がします。実際は分かりませんが。

      ご訪問ありがとうございました。
      またお越しくださいませ。

コメントを残す

サブコンテンツ

管理人について

管理人

こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します。
もう50代にもなる妻子持ちのクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道のある都市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

スポンサーリンク

このページの先頭へ