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鉄道マンの行動と社会の変化

鉄道マンの業務以外の行動

この↑見出しを読んでも「何言っているの?」と分かる方はいらっしゃらないかもしれません。

業務以外の行動=プライベート→休日や休憩時間 となると思いますが、今回取り上げるのは非常に微妙な部分が含まれています。

例えばですが、

「運転手が出発前に運転席やホームでタバコを吸ったり新聞を読む」

という事があったとしてあなたはどうお思いでしょうか?

今の時代は乗客が直ぐにスマホで撮影して鉄道会社に即連絡→大問題となり運転手処分→報道も面白おかしく書き立てるとなることでしょう。

でも少なくても30数年前、JR発足前はこれが当たり前にあったのです。

おおらかな気持ちで言えば、「出発前だし車両の点検などが終わっていればよいのでは?」と言えますし、現代風に言えば、「とんでもない!こういう気持ちのたるみが事故を起こすかもしれない!」と非難の嵐になるかもしれません。

これらについて30数年前までと、現在の事例を挙げて考えてみたいと思います。

注意: 本記事は「良い悪い」を云々いうのが目的ではありませんし、昔の鉄道マンを非難するものではありません。
事実を書いて時代の違いを知ってもらいたいだけです。

30数年前の鉄道マン

時代的には1980年代前半より前、JR発足より前です。

私が当時【自分の目で見た】今となっては「かなりびっくり!」の鉄道マンの行動を列挙してみます。

 

出発前の一時、運転手や車掌は運転席やホーム(灰皿のない場所でも)でタバコを吸っていた。
昔の(国鉄時代に製造された車両)長距離用車両の運転席には灰皿が設置されていた。つまり「公認」ということであった。

特にホームでタバコを吸っている姿は乗客から見ても「かっこいいなあ」と思う感情もあったと思う。
つまり「画になっていた」光景であった。

(でもホームで「ウ〇コ座り」をしながらタバコを吸っていた運転手もいて、これはさすがに頂けなかった。)

運転席で新聞や週刊誌を読んでいた(出発前)運転手も多かった。

出発前、またはローカル線で行き違いなどで長時間停車する列車の運転手は運転席で弁当を食べている人もいた。
見ている乗客で不謹慎と思った人はいなかったと思う。それよりも弁当のおかずが気になっていたのかも?

またホームの立ち食いそばで昼食をとる運転手/車掌も普通に見られた。

前夜寝不足だったのか、発車までのわずかな時間で運転席で両腕を組んで目を閉じて仮眠をとっている人も見かけた。

 

上記は殆ど長距離列車の多い国鉄で見かけましたが、私鉄でも見たことがあります(しかも大手私鉄)。

でも誰も咎めなかったし、普通の光景に過ぎなかったのです。

しかし当時でも以下のようなことが報道されて「弛んでいる!」と騒がれたこともありました。

 

運転中、両手をハンドルから離してまるで瞑想(居眠り?)しているような運転手。

運転手が交代する駅に近づいたのか、まだかなりの速度が出ているのに運転席から立ち上がって上着を着たりカバンを整理したりしている人がいた。

走行中、やはりハンドルを両手共に話してパンを食べたりしている運転手。

ホームで酔っ払いに絡まれてブチ切れて客の胸倉を掴んで殴りそうになった駅員。

 

嘘でしょう?と思いますよね?

でもすべて真実です。最初の3つは「国鉄は弛んでいる!」と批判されていた頃に某大手新聞社のカメラマンが望遠レンズで陸橋などの上から運転室を激写したものが新聞報道されたのです。

新聞社名、該当の路線もはっきり覚えていますが批判するための記事ではないので敢えて書きません。
運転席でタバコ吸ったり弁当食べても許された時代(停車中)でも非難の嵐になったのです。

最後の一つ、客に喧嘩を売った駅員ですが実際に私が見たものです。

新宿駅の中央線東京方面のホームでした。

その駅員がその後どうなったかは分かりませんが、もしかしたら当時はこのようなことが全国各地であったのでは?と思います。




 

最近の鉄道マンはちょっと可哀そう・・・

今となっては上述のことをやったら大変な非難にあいます。

しかも誰でも持っているスマホで写真でも動画でもすぐに撮影されて鉄道会社に連絡、動画サイトで全世界になんて言うのが当たり前になって来たからです。

でも逆に鉄道マンが可哀そう、とも思う事があります。

例えばある乗客が虫の居所が悪くて適当に乗務員や駅員を撮影して「でっち上げ」の写真を作って拡散させたり鉄道会社に文句を言うなんて事も出来てしまうからです。

ネットの世界ではフェイクニュースで迷惑をしている人も多くいますね。しかも真実の確認をしないであっという間に拡散してしまう輩がたくさんいますから。

 

これらについて鉄道会社が先手を打っていると思われるものとして以下があったりします。

運転席付近に、「乗務員は業務用の携帯電話で通話することがあります。」とか「情報確認のためにタブレットなどを使う事があります。」と書いてあったりする。

知らないとムキになって「運転手/車掌が携帯使っていた!」なんて騒ぐ人もいますからね。

 

運転席すぐ後ろのガラスに、「夜間、トンネル内では光の反射を防ぐためにカーテンを締めさせていただきます。」とシールが貼ってある。

ご存知ない方も今は多いと思いますが、30数年前は「私鉄はカーテンを開けて風景を見せてくれるのに国鉄は昼間でもカーテン閉めて見せてくれない。見られたくない何かがあるのでは?」なんてよく言われたものです。

今は光の反射が無い限り積極的に乗客に見せた方が運転手のためにも良い、と考えられています。

 

ホームや駅のあちこちに、「駅員、乗務員に対する暴力は犯罪です!」というポスターが最近増えている。

これも新宿駅での喧嘩ではありませんが、酔っ払いを中心に実際に暴力をふるう客が増えているのは事実のようです。

 

つい最近JRの某路線の運転手が運転中にタバコを吸った、と大騒ぎになりましたが国鉄時代は当たり前で灰皿が運転席にあったのです。

恐らく国鉄時代も「走行中は吸うな」とか指導はされていたと思いますが、時代を感じる一コマでもあります。

また数年前に某JR運転手が停車駅の最前部で好みの女性が乗って来て、運転席すぐ後ろに立ったので気になってしょうがなく、走行中に振り向いて女性の写真を撮ってしまった、某私鉄の運転士がスマホゲームをやりながら運転していたなんて時代を問わず許されない事件もあります。

 

これらはバスや飛行機など他の交通機関でも実際にある不祥事ですが、締めるところは締めて、おおらかな気持ちで見ても良い部分も認めてあげようという風潮があっても良いと思います。

もちろん安全第一であることは不変です。

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2 Responses to “鉄道マンの行動と社会の変化”

  1. 左馬之助 より:

    こんばんはー。国鉄の頃ですが、走行中民謡歌ってる車掌さんいました(笑)ードア閉めて発車すると「南部ぅ~云々」とはじまり駅近づくと、「次は飯田橋~」と普通にアナウンスしてました。飯田橋発車するとまた歌いはじめ最後尾の乗客はみんなクスクス笑ってましたねー時代ですね

    • kaikoshumi より:

      左馬之助さま

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      昔の車掌はへんなイントネーションの人がたくさんいましたが、歌を歌う人は知りません。

      サービス精神なのでしょうか?
      今は自動放送の路線が増えましたが、それでも喋り好きの車掌さんは終着駅や大きな乗換駅でなくても自動放送の後に喋る人がいますね。

      歌を歌うくらい良いと思います。
      世知辛い世の中ですし、DJポリスなんていう警官もいるくらいですからね。

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こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します。
もう50代にもなる妻子持ちのクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道のある都市におります。
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