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薄野霊園

札幌にあったホラーバー 薄野霊園

日本三大歓楽街(すすきの、歌舞伎町、中洲)のひとつ、札幌のススキノに「薄野霊園」という面白おかしくふざけたホラーバーがありました。

ススキノ交差点にある「すすきのビル」に入っていました。

場所はこちらです。( Google map )

 

↓すすきのビルの黄色の矢印の部分に看板があった。
白黒で「薄野霊園」と書いてあった。店はこのビルの7階。
(クリックで拡大します)

画像引用元:Wikipediaの写真に加筆

 

いつの間にか閉店してしまい、私を含めて閉店を惜しむ声がネットには多くあります。

私はこの店に3回くらい行っています。
いずれも札幌に引っ越してくる前、つまり横浜在住時代に札幌に遊びに来た時に行ったのでした。

(私は自分で写した写真はありませんのでネットで検索したところ、いくつかこのお店のマッチなどの写真を見つけることが出来ましたが、そのサイト様の規約を読むと「一切の無断転載禁ず」と書いてありましたので当サイトでは載せません。ただしネット上でもお店の中の写真は見つけられませんでした。)

意外と癖になる薄野霊園

なぜこの店を知って、入店したのかはまったく覚えていません。

でも1度でも足を運ぶと「癖になる」面白さがありました。




お店の特徴などを記憶の範囲で列挙してみます。


・廊下からの入り口は狭く薄暗く、足元の板がずるっと滑るように動くので一歩店内に足を入れた途端にびっくりした。

・店員は全員黒のスラックスと白いワイシャツ、黒のベスト。そして全員「喪中」をあらわす黒い腕章を付けていた。

・入店すると店員は「いらっしゃいませ」ではなくて、「本日はご愁傷様です」と暗い顔でややうつむきながら迎えてくれる。

・基本はバーなのでウイスキーをボトルキープする人が多いが(キープしなくても可)、持ち帰るボトルキープカードはあったと思うが、来店してお店で使う自分のボトルを表すものはカードなどではなくて、【位牌】がボトルキープの証明となる。

つまりボトルキープをする時に好きな芸能人(有名人)の名前の書かれた【位牌】を選び、それが自分のお店でのボトルキープカードとなる。
なぜか私が選んだ位牌は【大仁田 厚】だった。なぜ彼を選んだのかはまったく覚えていない。

氷入れはなんと墓参の時に使う水を入れる水桶!
実際のものよりも小ぶりだがちゃんとしたものであり、「氷ください!」と言うと水桶に入った氷が運ばれて来る。

・時々「ショータイム」がある。
30分間隔くらいか?はっきり覚えていないが「ショータイム」が予告なしにいきなりある。
急に店内の照明が薄暗くなり(確か)「ヒュー~ドロドロ~」というお化けが出てきそうな音が流れて、店員が猫じゃらしみたいなもので客の首の後ろとかを撫でて行く。

女性客からは「キャ~!」という悲鳴が上がるが直後に店内が笑い声に変わる。

そしておふざけの後は店員が並んで「薄野霊園の歌(?)」を皆で歌う。
お店の雰囲気から言うと恐いぞっとする歌のイメージだが異常なほど明るい歌で、店員たちが大げさな振りで手をたたいたりしながら、「ここはススキノ、ススキノ霊園~」とか歌ってみんなで大笑い!

・食事のメニューがちょっとH
あまり具体的には書けませんが、メニューの名前もたとえば「マスターベーコン」とか・・・。
そして運ばれてきた料理は「プツ!」と噴出してしまうようなビジュアルで彼女連れにはいいかも?
でも見た目の【H】さとは裏腹にとても美味しいものばかり。

・値段が安い
ススキノだと店にもよるが、「バー」というジャンルだと歌舞伎町なんかと変わらない、もしくはボッタクリもあるが薄野霊園はボトルを入れても非常に良心的な価格で、居酒屋+@でお酒と食事、そしてショーを楽しめる。
会計時もいつも「え?こんなものなの?」と思っていた。


ホラーバーなので一見恐さばかり、女の子に「キャ~!」と言わせるためのバーのようですが、実際はまるで違いました。

一瞬驚くけど直後に皆笑顔になり、お店全体が一つになって楽しいひと時が流れていく、しかも良心的な廉価で楽しめるというある意味真のエンターテイメントを提供してくれる素晴らしいお店でした。

今でもススキノを始め、全国にはホラーバーがありますが(北海道にはホラーカラオケというものもある)、薄野霊園のような「1割恐い、9割明るく楽しい」お店は大変貴重だと思います。

閉店してそれなりの年数も経っているようですが、惜しむ声も未だにありますのでまたぜひ復活してほしいお店だと思います。

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管理人について

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こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します。
もう50代にもなる妻子持ちのクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道のある都市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

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