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台風の目が恐い・・・

台風の目が恐くて眠れない

子供の頃、大人から(或いはテレビで)「台風には真ん中に目がある」と聞かされてとても恐い思いをしたことがありませんでしたか?

子供でも台風というのは大雨と物凄く強い風が吹く、くらいはわかっていますが、「真ん中に目がある」なんて言われたら恐くないほうがおかしいのでは?と真剣に思っていました。

テレビや新聞などではこのように↑台風時の様子が説明されますが子供の時は、

きっとテレビで台風の目を書いたら見ている人が恐がるから”台”という字でごまかしているんだ!

と真剣に思っていました。

つまり台風は上図のように真ん中に目がある、ということはでかい一つ目小僧だと信じていたのです!

空の上からものすごく大きな一つ目がこちらを睨むように見下ろしている、あまりにも大きな目なので何処に隠れても、何処まで逃げてもその視線から逃れることは絶対に出来ない、と思うと全身が震えだすほどの恐怖で、雨風が強くなると台風の目から発見されないように、布団を頭からすっぽり被ってじっとしていました。

(布団を頭から被っていればそのうち寝てしまうんですけどね)

 

台風の目はお化けに変化する!

幼少時の子供の想像力というのは非常にたくましく、大きな一つ目の目だけでも恐いのに、「恐い、恐い」と思っていると頭の中でどんどん対象物が変化(進化?)していくのです。

あまりの恐さで最初は単なる一つ目だったのが、以下のような妖怪、そして私が幼少時に流行った「悪魔くん」に出てくる「首人形」そして「百目(ひゃくめ)」になって、家の中に入って私を探しにくる、と話しが台風から逸れてしまうのです。

↓この程度の妖怪はまだ許容範囲

上記の妖怪の妄想が更に進むと・・・↓

首人形

百目

上記2枚の引用元: #9Dream 様
http://bd1009.blog.fc2.com/blog-entry-289.html

 

巨大な目が家の上から私を見ているなんて・・・。

でも親は大人だとはいえ、よくじっと上から見られて平気だなとも思ったものです。



台風でも大丈夫、と安心したこともあった

頭からすっぽり布団に入る以外でも「これなら大丈夫」と安心したことがあります。
幼少の頃住んでいた家には雨戸があったのです。

しかし親はちょっとやそっとの雨風では雨戸は閉めていなかったと思います。

大雨になりそうな時だけです。理由は雨戸は重たいので開け閉めが大変だったからです。

近年の雨戸は以下のように金属が当たり前になっていますね。
これだと軽くて丈夫、開け閉めが簡単などメリットが多いからです。
(でも比較的新しい家でも雨戸が付いていない家も多いようです。)

私が住んでいた家は木の雨戸でした。
うちが特に古かったわけではなく、練馬区上石神井の家は1966年に新築で入った一戸建てでしたが、木の雨戸でした。

その頃は雨戸と言えば木が当たり前だったのでしょう。

↓木の雨戸の一例

木の雨戸は今考えてもメリットが見つかりません。

最大のデメリットは長時間雨にさらされると、木が多くの水分を吸って膨張し、後で開けにくくなるのです。
小さな子供の力ではとても開かないくらいになります。

また当時のものは防腐処理とかを(きちんと)やっていなかったのか、晴れた日には雨戸を戸袋にしまう前に吹いて、乾かさないとカビが生えたり、ヒビが入りやすくなったりします。

木の雨戸のメリットって何一つ無いのでは?と素人考えでも思います。

台風が過ぎ去れば・・・

台風が過ぎればたいていの場合は台風一過という天候・状況となり、綺麗な青空、蒸し暑い気温など暴風雨がウソのような天気になりますね。

でも私が一番思ったのは安心して学校へ行けるではなくて、

「これで巨大な目に睨まれなくてすんだ・・・」

と胸をなでおろしていたのです。

夜が来ても恐くありません。頭から布団にすっぽり入ることもしません。

そして学校でクラスメイトと目玉が過ぎ去った(暴風雨ではなくて)ことを喜び合うのです。

やはり男子ってアホですね。女子は台風についてどう思っていたのでしょうか?

 

おまけ

ISS(国際宇宙ステーション)から見た台風の目の写真をアップしておきます。
今はこのような映像を見ることが出来て素晴らしいと思います。
でもこの写真を幼少の時に見たら、更に恐さ倍増だったかもしれません・・・

上記2枚の引用元: Samantha Cristoforettiさん(ISS宇宙飛行士)のflickrより       https://www.flickr.com/photos/astrosamantha/with/16377273593/

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こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します妻子持ちの普通のクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道札幌市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

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