愛のオルゴール / フランクミルズ(Music Box Dancer)
愛のオルゴール(Music Box Dancer)
この曲の題名を知らなくても聞いたことが無い人はほぼいないと思われるほどの有名な曲です。
原題は「Music Box Dancer」と言います。Music Boxはオルゴールの事です。
1974年にカナダのピアニスト・フランクミルズによって発表され日本では1979年の大ヒット曲となりました。
アメリカ・ビルボードでも同年に最高ランク3位になっています。
ある意味単調なピアノの旋律の繰り返しですがこれほど耳に、心に響く曲もそう無いと思います。
その証拠に発表から46年も経った(2020年基準)現在でもあらゆるメディアや場面で使われており、世界中の人が聞き入りそして演奏を楽しむほどの名曲なのです。
どんな曲かは、YouTubeにも様々なバージョンで上がっているようですので検索してみれば大変多くの数がヒットします。
その中でオリジナル音源からアップロードされたものを一つご紹介します。
(アップロード主は私ではありません。またリンク切れはご容赦下さい。)
上記から見れない場合はこちらからのリンクをご利用ください。
なお他にも多くのアップロードがYouTubeにはあります。
愛のオルゴール(Music Box Dancer)は世界中の人に愛し続けられている
本家フランクミルズの他にリチャードクレイダーマンを始め多くの世界的演者がカバーしており、日本でも同曲が大ヒットした1979年には歌手の高田みづえさんが「潮騒のメロディ」という題名で歌い大ヒットしました。
またこの曲はメロディが非常に単純単調なので、少しピアノやキーボードをいじったことのある人ならば恐らくすぐに弾けると思います。
キーの高い演奏となりますが、オクターブの幅は狭いので手が小さい方でもさほど問題なく弾けるはずです。
一度この曲に魅了されると誰でもちょっと弾いてみたくなるのでは?
なおピアノやキーボードをお持ちでなくても旋律だけであればスマホでも演奏出来ます。
無料アプリにキーボードアプリ(もちろん音楽演奏用)がたくさんありますので、使いよさそうなものをインストールすればちょっとだけピアニストの気分も味わえます。
ただし楽譜は公開されていないので(多分)、お金を出して買う必要がありますが、ちょっと音感の良い方ならば繰り返し原曲を聞けば旋律部分はすぐに分かるはずです。
本当はやって欲しくなかったのだけど・・・
何かというとオリジナル曲に歌を付けるということです。
これはこの曲だけでなく多くの曲で行われていて、歌が入っていないメロディだけの曲がヒットしたり、あるいは海外の歌曲(現地の言語での歌唱)が日本でも大ヒットすると無理やり日本語の歌詞を付けて歌手に歌わせて2匹目のどじょうを狙う、というパターンの事です。
これは大昔から海外でも行われていますし、有名なのはアメリカで大ヒットした「スキヤキソング」(坂本九さんの「上を向いて歩こう」)があります。
多くの場合ビジネス的に成功もしているようで、つまり2匹目のどじょうが当たった、ということなのでしょうが、逆に全く評価されず、それどころか酷評をあちこちで書かれてしまう事も多いです。
またリメイクと称し、オリジナル感が完全に飛んでしまった曲が発表されることも多く失敗例が多いですね。
ビジネスを仕掛ける側からすれば「儲かればよい」の一言だと思いますが、少なくても本曲のような美しい旋律の曲は変えないでほしいと思います。
フランクミルズは実は誰でも知っている
彼の名前は知らない人の方が圧倒的に多いはずですが、「愛のオルゴール」を始め「街角のカフェ」、「夢見るピアニスト」、「ハッピーソング」、「スパニッシュコーヒー」などの曲は耳にしたことのある人ばかりのはずです。
TVや街角で何気なく耳にする、そして一番多いと思われるFM放送のBGMは番組冒頭などでしゅっちゅう使われる曲ばかりなのです。
一度フランクミルズの数々の名曲を聴いて頂ければ「ああ、この曲なの!」という再発見とともにその美しい旋律に魅了されることでしょう。
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