子どもはシールが大好き! 実は大人も・・・
シール大好き!
子どもの頃シールを集めませんでしたか?
或いは友だちとシールの交換をしたり、とにかくあちこちペタペタ貼ったり・・・。
これって男女問わず、時代問わずずっと続いている文化だと思います。
でも今昔共に「私は○○のコレクター」と、ご自分の収集の趣味を紹介する人はいますが、「シール集めが趣味」という人はせいぜい小学校低学年くらいまでではないでしょうか?
でも高学年になっても、或いは高校生、成人、おじさんおばさんになっても「シールが好き!」という気持ちは潜在意識としてずっと持ち続けている人が圧倒的に多いことでしょう。
なぜシールってそんなに魅力的なのか? しかも無意識にこれほど好き!とのめり込む物ってなかなかないですよね?
「のめり込むほど」とは異論もあるかと思いますが、本記事をお読みになれば多くの人が無意識でシール好きになっている事にお気づきになられるはずです。
幼少期のシール集め
幼少期にシールを集めるというのはどんなきっかけだったでしょうか?
恐らく幼稚園~小学校低学年向けの学習誌や漫画雑誌などに付録で付いてきた物が最初ではなかったですか?
その付録のシールは大抵が表紙をめくった最初、もしくは数ページ後に通常のページと同じように閉じられていたはずです。またはシールだけがビニール袋などに入って本に添付されていたものもあったことでしょう。
幼少のあなたはドキドキワクワクしながら、そのシールを雑誌本体から外し、笑みを浮かべながら舐めるように眺め、「どこに貼ろう?」とニタニタしていたはずです。
こんな自分の表情なんて誰も見ていないし、親兄弟がその表情を写真に撮っていたなんていう事もないでしょうが、間違いなく当時のあなたはそのような気持ちと表情であったと、赤の他人の私が自信を持ってお伝えしたいのです。
↓例えばこんなシールのシートに魅了されたとかあったのではないですか?
そしてこのようなシールを自分の机、筆箱、おもちゃ箱、はたまた家族で食事をする食卓、テレビなど家の中のありとあらゆるものに貼り付けていき、時に親兄弟に怒られたり、同居するジジババからは「綺麗に貼れたね~ 😆 」なんて褒められて舞い上がったりするのです。
私もまさにこのような状況↑でした。そして全く同じくシールの沼にハマっていた従姉妹とシール交換をよくしましたね。
透明な下地のシールだと腕やほっぺたに貼ったりもして遊びましたが、皮膚に貼ると直ぐに剥がれちゃうんですよね。
また小学校に入ると同時に使うのが「お名前シール」ですね。
個人で用意、学習雑誌のオマケ、学校から配布など様々だと思いますが、自分の名前の入ったシールをあちこちに貼るのも嬉しかったです。
そして小学校高学年になるころにはシール熱も冷めて収集をしたり、やたらとあちこちに貼ったりすることを自然としなくなりました。
しかし・・・
シール沼の呪縛は消えることは無かった
シールから卒業したと思っていたにも関わらず、今度は無意識のシール沼に徐々にハマっていくのです。
それは一例をあげれば観光地のお土産屋さんで観光地名と風景が印刷されたシールを思わず買ってしまう、という現象ですね。
しかも1枚200~500円程度と安いものが多く、そういうシールをカバンや車のリアウィンドウ、スマホや普段持ち歩くものに貼っている人の多いこと多いこと・・・。
男女とも小学校高学年にもなれば友人とゲーセンでプリクラを撮ったりしていますね。
今でもかなりヒットしています。立派なシールですよね。
さらに芸能人のグッズなども、タレント名が大きく印刷されたシール、顔写真やデフォルメされたアニメ風の顔が印刷されたものなどもファンクラブサイトやコンサート会場ではバカ売れのようです。
さらにTDR(ディズニー)などを代表とするテーマパークのシールもバカ売れ、現在社会に認知されたと言って良いオタク文化関連のキャラのシールもバカ売れ状態ですね。
「俺の嫁」なんて書かれているだけのシールもあるようです。
観光地以外のシールはキャラクターや版権などの関係で値段はややお高めのようですが、それでもキャラのフィギュアやぬいぐるみなどに比べれば遥かに安価です。
これらは「ステッカー」とお店で書いてあっても紛れもなく大昔からある「シール」そのものです。
そしてあなたが社会人になれば会社で様々な分類用のシールに接することでしょう。
例えば以下のような色別の丸だけでも書類や製品の分類には必要ですよね。↓
そして改善活動の中で、このシールに直接分類記号を書き入れたり(印刷したり)して、仕事でやっているはずの作業にもかかわらず、いつの間にか幼少の頃にハマったシール沼にまたハマることになるのです。
職場で分類シールの端に可愛い顔のイラストを見た事がありますが、OLさんが遊び心で入れたのでしょうか?
ちょっと心が和みましたね。
↓これも注射を打つ限り人間が一生付き合うシールと言えるかも?
また今や3~5万円程度の激安パソコンと1万円程度のプリンタがあれば、自作のイラストでもスマホで撮った写真でも簡単に自由自在の大きさのシールが作れてしまいますね。昔からすれば夢のような世界だと言えます。
参考:パソコンとプリンタがなくてスマホだけの方でもこのようなものは作れます。
詳しくはネットで調べて頂きたいのですが、概ね以下の方法がありますよ。
・各社のシールプリント作成サービスなどを使う。個人用途であれば少量安価で作ってくれる。
スマホのデータを送れば良い。
・スマホでシールの元となるデータを作成して印刷先をコンビニのプリンタにする。
ネットプリントとかの名称のサービスがあります。指定されたブランドのコンビニ(例:セブンイレブンとか)であれば全国どのお店でも印刷可能です。スマホ側では用紙の大きさに合わせた配置などが必要です。
またコンビニのプリンタはシール用紙ではないし、光沢写真用紙が必ずしも使えるとは限りませんので注意が必要です。
・スマホしかお持ちでなくても、1万円弱で大手有名メーカのプリンタ(スキャナ付き)が買えますので、1台プリンタを用意されることをお勧めします。高価なパソコンを買わなくても家で様々なシール、写真、書類がスマホ1台で印刷し放題ですよ。
大人になってから経験する様々なシール
会社でマーカに使うシールなどのお話しを先述しましたが、その他にも大人になってから経験するシールは様々あると思います。
上げていたらキリがないほどになりますが、例えばファッションとしてのタトゥーのシールも流行っていますね。
直接体に傷をつけるのは抵抗がある、まだまだ日本ではファッションでも温泉の大浴場や子どもの学校行事でタトゥーを見せるのはちょっと、などのお考えの方も多くいらっしゃいます。
そこまでシビアな考えでなくてもその日の雰囲気で様々なデザインを楽しみたいという人もいるでしょう。
マニキュアやペディキュア代わりのシールも流行っていますね。
結局これらも観光地の「〇〇温泉」とかのステッカーと何ら変わらないのです。
会社で使う業務用のシールも無数にありますね。例えば配送箱に貼る送り状も今やシールです。
結局幼少の頃のドキドキワクワクしたシールの世界から人は抜け出すことは出来ず一生シールの沼にハマって生きて行くのです。
最後に我が家のカメラケースのガラスの扉の部分の写真をご紹介します。
結構なお値段がした除湿機能付きのカメラケースなのですが、幼少期の子どもがいつの間にかこのような状態にしてくれました。
ちなみにシールが貼られていないのは上下天板と裏板だけです。
何かのオマケにシールがついていると自分の物に貼らずに必ずこのケースに貼るようになりました。
でもどこのお宅でも似たような傾向はあるみたいですね。
テレビが画面以外シールだらけ、最初は画面にも貼っていたけど「それはやめてくれ!」と言い聞かせたそうですが、画面の縁がシールだらけでテレビを見ていても縁のシールが気になって仕方なというご家庭もあるそうです。
では明日からもシール地獄の生活をお楽しみくださいませ。
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