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北海道・留萌駅のにしんそば

北海道・留萌駅の名物そば屋

 

北海道・留萌本線の留萌駅は2023年3月31日を以て営業終了となります。
この駅から途中の石狩沼田駅までの路線も廃止ですし、3年後の2026年には石狩沼田~深川までの残りの路線も廃止となります。
つまり2026年を以て留萌本線は全線廃止となるのです。

そんな中、現時点(2023年3月30日)での終着駅である留萌駅には名物の立食いそば屋があります。
何が名物かというと、「にしんそば」を提供しているのです。

にしんは同地の名物でありますが、立食いそば屋でメニューにあるお店は珍しく、やはり現地ならではと言えるでしょうか。

駅の立食いそば屋で絶品のにしんそばを!

私は駅の立食いそばが好きで、昼食を食べた後でも店を見つけると時間とお腹が許す限り無理して食べた事も多々ありました。

私の定番メニューは天玉そばです。
うどんも好きですが、なぜか駅ではそばを食べたくなるのです。

でも近年駅そばはどんどん閉店になり、札幌駅でさえ5本あるホームのうち2箇所しかありません。

時代の流れなのかもしれませんが、でも立食いそば屋って割とどこも客が入っている感じがします。
実際の収支は分からないし、赤字のお店が実は多いのかもしれませんが、今の時代でも決して「時代遅れの店」では無いのは事実だと思います。多くの人に今でも愛され続けているということです。

そんな中、私から見て最高級品であった「天玉そば」を上回る「にしんそば」はまさに超豪華ディナーに匹敵する逸品でした。

これが留萌駅のにしんそばです↓↓ (クリックで拡大します)

やや小ぶりのにしんが入っています。
にしんは甘い甘露煮です。一口かじってみると・・・、何という絶品! 食べて良かった!食べなかったら人生無駄にしていた!と一人心中で叫び感動しました!

お値段は650円と駅の立食いそばとしては高いのですが、値段を超越したうまさがあります。
食べて良かった、つつくづく思いました。

もう少しアップの写真もご覧ください↓(クリックで拡大します)

北海道は知る人ぞ知る蕎麦の全国最大の産地です。
2位の長野県の5倍以上の生産量を誇ります。意外に知られていないのではないでしょうか?

それと北海道で食べるそばの特徴として、「汁の味が甘味が強い」というものもあります。
これは個人の好みなのですが、関東で生まれ育った私からすると「結構甘いな」と感じます。

そのような汁にさらに甘い甘露煮、というとバランスが悪いのでは?とも感じますが、実際に食べるとちょうどよい味に仕上がっています。

しかし4月1日からこの味が楽しめないと思うと残念でなりませんが、道の駅で系列店?が販売するとかを聞きましたので、そうであれば安心出来ますね。




鉄道利用者が少なくても繁盛していた留萌の立食いそば

留萌駅の駅舎はかつての活況を忍ばせているのか、大変に立派で大きな建物です。
そして町自体も非常に多くの住宅、商店、自衛隊駐屯地など数多くあります。

しかしローカル線の宿命なのか鉄道利用者は悲しいほど少なく、待合室の数多くある椅子が埋まることはほぼありません。

また駅構内には売店(キオスク)もありません。
こんな中、よく長きに渡り立食いそば屋が続けることが出来たな、と不思議にさえ感じます。

訪れてみるとその理由が分かりました。そば屋を利用するのは鉄道利用者ばかりではないのです。

それどころか例えば昼食時などは列車を利用しない人が外からやって来て食事をしているのです。

付近は町の食堂などもいくつもあり、コンビニもありますが、やはり手ごろな値段でサッと食べられる立食いそばは重宝されているのでしょう。

タクシー運転手さんも何人も見ました。

これらの客が道の駅にそば屋が移転しても付いて来てくれるのか、と疑問も多少残ります。
でも道の駅に出来れば利用客が増えるのは確実でしょう。

今後もこの味が存続することを願い、再び食べに訪れたいと思います。

↓クリックで拡大します。

 

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2 Responses to “北海道・留萌駅のにしんそば”

  1. あほのつるみん より:

    あたいはむずかしいことはよくわかんないけんども、「名代 箱根そば」の「天玉そば」は値上げもあって、¥530(大盛¥660)なのだ。
    しかも今日、半年ぶりに藤沢行ったらば、小田急改札前の「藤沢店」が閉店してたのだ。拡張工事のためらしいけど、戻るかどうか流動的なのだ。一時期、小田急の駅のあちこちあったのに「駅そば」どんどんなくなるのだ。
    ・・・そう考えると「みしんそば」はかなり安いのだつるみん

    • kaikoshumi より:

      あほのつるみん様
      コメントありがとうございます。
      箱根そばとかありましたね。小田急は確かにあちこちに立ち食いそば屋がありました。
      関東のみならず関西を含めても私鉄では極めて珍しいのではないでしょうか?
      東京で他社線であんなにそば屋があったのは他に知りません。東武は多少ありましたが小田急よりは少ないのかな?

      駅そばも天ぷらを入れるとかなりの値段になる時代になってしまいましたね。
      昔は天玉でもそんなに高くは無かったです。
      毎日食べる人には厳しいでしょうが、私のようにたまに、旅行先でという人間にとっては多少高くても、立ちっぱなしでもどうしても立食いそばを食べたくなるのです。
      何か駅そばを見ると食べるのが義務みたいに自分は思います。というかそれほどの魅力なんですね。

      また楽しいお話しをお聞かせくださいね。

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管理人について

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こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します妻子持ちの普通のクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道札幌市におります。
色々と思う事が多くなる年齢、このサイトで「懐かしい街と物」をお楽しみ頂ければ幸いでございます。

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