宗谷本線・剣淵駅
北海道・宗谷本線 剣淵駅
「あなたの懐かしい駅」として北海道・宗谷本線の剣淵駅(けんぶち)を記事にさせて頂きます。
剣淵は旭川からほぼ真北にJRで1時間強の場所にあります。
道央自動車道の士別剣淵ICも利用でき、交通は大変に便利な場所です。
今この町は絵本の里として絵本やそれに纏わる話題で売り出してしますが、映画「じんじん」のロケ地としても有名な場所です。
しかし失礼ながら有名観光スポットはありません。
でも言い方を変えれば手付かずの自然、北海道の田舎のそのままの風景が残っており旅の途中にちょっと寄るのもお勧めしたい町です。
そんな中、町の中核を成すJR剣淵駅は今でも通学の生徒、勤務先や病院に行くなど多くの方に利用されています。
無人駅で、利用者の絶対数は非常に少ないのですが、なくてはならない駅であり、かつ多くの人に様々な思い出、人生のドラマを提供して来た駅です。
この駅を毎日利用して学校や職場に通った人、吹雪でバスや自家用車が利用出来ず列車を使った人、この町から旅立つ日に使った人など様々な思い出があることでしょう。
剣淵駅周辺
剣淵駅周辺のお勧めスポットを以下の地図でご紹介しましょう。
「剣淵出身だけどだいぶ離れて年数が経っている」という方は「え!こんなのあるの!」と驚かれるかもしれません。
以下はGoogle mapに加筆したものです。
(クリックで拡大します)
●絵本の館
絵本の里、と売り出しているように大量の絵本、そして子供が退屈しない木のボールプールなど設備がとても充実しています。
絵本?と思うかもしれませんが大人も存分に楽しめるだけの内容があります。
●道の駅 絵本の里けんぶち
旭川と稚内を結ぶ主要国道である40号線の旭川方面側にあります。
(稚内、名寄方面行きの車線からも入れます)
木をふんだんに使った温かみのあるデザインで、絵本の里としての紹介、映画「じんじん」のロケ地の紹介コーナーもあります。
売店では地場産品の販売、焼き立てのパンの販売など食べ物系も充実しています。
駐車場が大変に広く、大型車も余裕で止められますので例え疲れていなくてもぜひ寄って頂きたい場所です。
雪がなくなった季節には駐車場に焼き鳥やその他飲食物の出店も出ます。
●ビバアルパカ牧場
今や全国的にファンが多いアルパカですが、ここ北国の剣淵でもアルパカに触れ合うことが出来ます。
多くの固体は栃木県那須の牧場から来たそうですが、何度見てもアルパカは、
「これほど温厚な動物は他にもあまりいないのでは?」
と思うほどです。
しかしながら機嫌が悪かったり嫌な事をされると唾を吐き掛けられるのでご注意ください。
園内ではアルパカの毛で作ったアクセサリーなども売っています。
なだらかな美しい緑の丘陵でアルパカと触れ合ってみませんか?
●桜岡湖
人造の湖ですが、その分周辺は大変きれいに整備されています。
GW明けには桜も楽しめますし、夏は眩しい緑の下のんびりと過ごすことも出来ます。
すぐ近くには売店やトイレ、後述する温泉もありますので設備面もばっちりです。
●剣淵温泉 レイクサイド桜岡
桜岡湖の湖畔からやや上に登った場所にあります。(湖畔から100m程度)
宿泊設備もありますし、日帰り温泉も楽しめます。
露天風呂は無いのですが、大人入浴料金が500円(2019年3月現在)と破格の安さで、さらにJAF会員証を提示すると400円になります。
これは行かないと損、と言えるほどの安さです。もちろんシャンプーやボディソープもあります。
地場産のお土産やレストランもあります。
以下2枚は本年3月24日に私が利用した時のものです。
(クリックで拡大します)
●駅前旅館
まさにその名前のとおり、剣淵駅前にあります。
歴史はあるようですが、改築はされているようでかなりきれいな建物です。
私はここに泊まったわけではないのですが、併設の食堂のラーメンがとても美味しいのです。
この辺の地域の人はここのラーメンのファンも多く、隣町の士別市からも食べに来る人がいます。
士別市はかなり大きな町で、郊外型大型飲食店も多くある町ですが、それでもここのラーメンを食べに来ます。
ベーシックの醤油ラーメンは、見た目はやや濃い目のシンプルなラーメンという感じですが、本州でいう「シンプルあっさり系」とは違います。
やはり北国なので体を暖めるためにこってり系になっているのでしょう。
やや油が効いた、だけどしつこくはないのですが芯から暖まるラーメンです。
また思いの他メニューは多く、定番のカレーも濃厚な味に癖になる美味しさです。
隠れグルメスポットとしてお勧めの一店です。
↓本年3月24日撮影(クリックで拡大します)
剣淵駅 フォトギャラリー
本年3月24日に私が撮影した剣淵駅の写真をご覧に入れます。
はるか遠く、何年も長い年月剣淵を離れている方もこれらの写真で「あの日」を思い出して頂けるでしょうか?
しばし思い出に浸って頂ければ幸いです。
(すべての写真はクリックで拡大します。無断転用一切禁止です)
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「絵本の館」ってば、むかしは駅前にあって、
ちっこいけどレトロな建物ん中(確か役場か公民館だったようっす)に
たくさんの絵本がディスプレイされていたのっす。
地元の母子がたくさん来てて町外民はうちらだけだったのっすが、
返却は郵送OKなんで、5冊ほど借りて塩狩温泉で泊り客と回し読みしたりしたのす。
一時期、運営が大変とも聞いてたっすが、今はとても広い立派な「図書館」になったっす。
・・・紙芝居なんかも豊富っすゆたか
「絵本の館」が発足したのは、「読み聞かせ」が世間で脚光を浴び始めた頃でしょうか?
「読書」という考え方が、大人の読み物・子供の読み物と分けられ、
漫画などは本ではないといわれた時代もあったようなのです(事実みたいです)。しかしながら、
頭の固い(古い?)役所・議員・学校管理職等教育関係者を相手に
司書さんから図書館担当のパートさんに至る図書館現場関係者の熱意が
旧態然としていた「読書」という概念を変えて、今に至っています。
絵本が子供のものだけでないというのを確信したのが
YH小清水での読み聞かせ活動、そして漫画も立派な書物だと感じたのは、
「ブラックジャック」からかなぁ…って。
・・・「ごんぎつね」とか「島引き鬼」とか好きはじめっち
「じんじん」見る機会なかったです。「絵本の里」構想の一環かな?って調べていたら、
うちらの近くの秦野をモデルに「じんじん~其の二」とかいう映画が作成されてて、
去年上映された…って知らなかったです。
・・・県民なのに…みならいかのん
あたいはむずかしいことはよくわかんないけども、
駅前旅館の隣りのめし屋で、カレー大盛りとラーメン食ったことあるのだ。
・・・カレーがうまかったのだつるみん
4あほ 様
お久しぶりです。
ご訪問&コメントありがとうございます。
皆様絵本の館、剣淵のこともお詳しいのですね。
絵本を町の最前面のウリにするというのは大変な勇気がいることだと思いました。
提案しても、「良いことだけど効果はねぇ~」とか言われそうですものね。
私は「じんじん」も「じんじん2」も見ていないのですが、思わぬ地名「秦野」が・・・。
横浜に住んでいたころ、車で東名で西に出かけて週末の上りの東名はいつも厚木から猛烈に渋滞するので、家の最寄の「横浜町田IC」で降りずに、「厚木IC」で降りて門沢橋→22号と時間をかけて帰っていました。
厚木までも動かないほどの大渋滞だと秦野で降りてひたすら下を走り・・・ということも何度もしましたね。
今は第2東名出来たので混雑は緩和されたのかな?
そうそう、一時期中井SAだっけ?「中井のカツどん」と宣伝していてTVで見て美味そうだったのでカツどんのためだけに中井に行きました。
量は素晴らしかったけど味は普通かなと?
また当サイトへおいでくださいね。
R129と門沢橋へ向かう県道のところは、アンダーパス化されたり、
圏央道がR129・R16の代替をしてくれたり、
つい先日「伊勢原jct」ができて、渋滞緩和が図られました…が、
まあ厚木の国道は混む混む・車線変更むずかしで、早朝・夜間以外は通りたくありません。
相模大橋・門沢橋も時間帯間違えると、いまでも大渋滞は緩和できてません。
・・・かといって夜間はハイスピードトラック怖いし…4あほ
いいな北海道は渋滞ないし…とうまやらしがる4あほ様
こんにちは。コメントありがとうございます。
あの辺は札幌に引っ越してから全く走っていないのでかれこれ9年半くらい走っていません。
伊勢原JCTや第二東名は私がいた時から看板があったり、建設途中だったりしたので知ってはいましたけど。
今でも門沢橋は混むんですね。
昔から渋滞の隠れた名所?でもありますね。
おまけに道が狭いのにでかいダンプは走るし・・・。
また何度も宮ヶ瀬や七沢温泉にも行きましたが、行きはともかく帰りは厚木市内の渋滞で痛い目に会いました。
当時は苦労しましたが今となっては懐かしいです。
北海道はほぼ年中渋滞とは無縁ですが、関東の大渋滞と冬の北海道のスケートリンクのような凍結路面&ホワイトアウトだったら、関東の大渋滞のほうが私にとってはぜんぜん楽です。
またお越しくださいね。