旅先でのどっひゃー!!
旅先で想像も付かないハプニングに遭遇
あちこちを旅行すると様々なハプニング、トラブルなどに遭遇することがあります。
でも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、時が経てば笑って話せることが多いことでしょう。
もちろんその時はお先真っ暗、顔面蒼白というレベルなんですけど。
またトラブルではないのだけど、その地域などに由来する初めて見聞きする出来事などもかなりの衝撃だったりもします。
本記事では海外旅行については触れません。また国内旅行でも山岳縦走や無人島など極端なものは除いて書いていますのでご承知下さい。
国内のちょっとした旅行でもわずかなトラブルで旅程を大幅に変更しなくてはならない、最悪の場合は中止にしなくてはならない事もあり得ますよね。半面新たな経験で自分の知識経験が大きくステップアップ出来た事もあったでしょう。
私が思い出せる範囲で語ってみます。
(思い出してきままに書いていますので一部内容が当サイト内の他の記事と多少被る事もあるかもしれませんがご容赦下さい。)
旅先ではどんなトラブルがあった?
●来るはずの列車やバスが来ない
国内旅行でもよくあることです。理由としては、
・本人が時刻を間違えていた。(休日運休便などの見落とし含む)
・何らかのダイヤの乱れ(渋滞含む)で大幅遅延運転していた。
・旅行会社が接続列車、バスの時刻を勘違いしていた。
などなどです。上の2つはよくありそうな感じですが、下の旅行会社絡みは比較的少ないでしょう。
やはり旅行のプロを信用しているからという心理が働いているからです。
でも私は1度ですがツアーで旅行会社の勘違いの経験があります。
ツアーと言っても「飛行機や列車とホテルが付いただけのもの」を安いのでよく使うのですが(もちろん添乗員はなし)、あるツアーで途中駅まで特急列車、そこからローカル線の普通列車に乗り換えというのがあって、切符も旅行会社が手配してくれていたのです。
しかし予定の普通列車が時刻になっても来ないし、遅延に関する駅のアナウンスもありません。
駅掲示の時刻表を見ると予定の列車は運転されておらず、その1時間後に運転されることになっていました。
調べるとその数日前に小幅なダイヤ改正があって、一部の列車の時刻が変わっていたのです。
その駅までの特急列車のダイヤは変更なかったので旅行会社の担当者は気が付かなかったというか失念していたのでしょう。乗り換える列車が特急とかだったら気が付いていたでしょうが普通列車なので全区間通しで乗車券を発券するだけなので漏れていたのですね。
1時間後になっても旅程に特段に支障は無かったので、私は逆にうれしくなり駅で列車の撮影などを楽しんだのですが、一緒にいた妻はちょっと不機嫌でした。その後は楽しい旅行になったんですけどね。
●乗っていたバスが事故った
忘れもしないある年の3月に十和田湖から青森駅行きのバスに乗っていた時でした。
この日が旅行最終日だったのですが、山を下る道はS字カーブの連続で車道にもまだ少し雪が残っておりバスは慎重に慎重に走っていました。
乗っていて滑ったという感じは無かったのですがドーンという鈍い音と軽い衝撃が座席にも伝わって来て急停車したのです。
窓から顔を出すと坂を上ってきた乗用車と衝突をしていました。どちらが滑ったのかはみ出したのかはわかりませんが、乗用車はかなり前面が壊れていましたが運転席などは無傷のようで乗員も自力で脱出して無事のようでした。
急カーブの坂なので両車ともスピードが出ていなかったからこの程度で済んだのでしょう。
でも路面を見ると薄緑色の液体が流れ出ていました。多分冷却水ではないかと思うのですがガソリンなどの油脂類ではなさそうでした。
「え~!今日帰るのに参ったな!」と思いしばし車中で待つと警察車両が数台来て実況見分などをしていました。
自家用車が自走出来たのかは分かりませんが、衝突から1時間強くらいでしょうか私が乗ったバスは何事も無かったように自走して青森駅まで乗ることが出来ました。
バスは前面下部がそこそこ壊れていましたが大した損傷でも無さそうで、やはり大きくて重たいが勝ちというのを実感しました。
昼ちょっと前に青森駅に着く予定が確か午後2時くらいになったと思います。でも実はこの日の夜に「急行八甲田」で上野まで帰る予定だったので時間的には何も問題ありませんでした。
関連記事:急行・八甲田の思い出
ただあちこち寄って遊ぼうと思っていたスケジュールがだいぶ変更になったのですが。
●降りるバス停を間違えた
初めての北海道旅行(1976年8月)で札幌から「えりも岬ユースホステル」を目指していた日の事でした。
札幌からは国鉄(現 JR北海道)の「急行えりも」に乗車して終点の様似駅(さまに)まで行き、そこからバスに乗り換えるのですが、様似駅からは問題なくバスに乗り込みました。
海岸線の単調な景色の中をひた走ります。途中「そんなに急いでどこに行く。えりも岬は逃げやせぬ。」と書いた大きな看板が印象的でした。
うんざりするほど乗った感じがして、睡魔に襲われた頃にアナウンスで「えりも・・・」と聞いたので目が覚めると多くの人が降りる準備をしていました。
私もつられて大きなリュックを抱えて降り立ったのですが、田舎の海岸沿いのバス停という感じで写真で見たような岬が望めるような場所ではありませんでした。
「これは間違いかも?」と思い地元の人に聞くと「えりも岬はここではない。ここからさらに4㎞以上先。このバスの終点」と言われて慌ててバスに再び乗車しました。
幸いバスはこの停留所で少し停車時間があるダイヤらしいので事無き事を得て無事に終点のバス停、そしてえりも岬ユースホステルに着くことが出来ました。
普通同じバスでも一度降りたらそこからの運賃が発生するのですが、この時は「北海道ワイド周遊券」で旅をしていて、このえりも岬に行くバスも国鉄バス(当時)だったので周遊券で乗り降り自由だったのです。
料金の事よりもバスが行ってしまったらその日のうちにユースホステルに付けたかどうかも分からなかったのです。
いくら長時間乗車で疲れがたまっていても睡魔に襲われるというのは時に大変なことになる、という事を学びました。
●あるだろう、という思い込み
これも十和田湖に行った時のハプニングなのですが、友人2人と計3人で早朝の三沢駅に急行八甲田で降り立ち、そこから十和田観光電鉄線(2012年廃止)に乗って終点の十和田市駅まで行き、そこからバスに乗って十和田湖近くの「おいらせユースホステル」を目指す予定だったのです。
列車などの切符の手配をしてくれた一人がバスの時刻も調べてあると出発前に言っていたので私も安心していたのです。
しかし十和田市駅でバスの時刻を見ると3月の閑散期ということもあり、日に3~4本ほどしかバスがなく、次のバスまで約2時間くらいありました。
友人に問いただすと「観光地だから行けばバスは直ぐ乗れると思って時刻は調べていなかった。」という衝撃発言が!
それはひどすぎる! これが海外だったりしたらどうするのか?いや国内でも場所によってはその日の便はもう終わっているかもしれないし。
でもその彼を責めることは出来ませんでした。まだ中学生で私も含めて全然旅慣れていなかったので文句言ったところでどうしようもない、それよりも現状をどう打破するかが問題です。
結局ユースホステルを目指して歩き始めることにしました。
およそ25㎞くらいあるのですが、夕食までには何とか着けそうな感じですし、途中で運良く2時間後のバスに乗れるかもしれないという淡い期待もあったのです。
(実際は「きっと必ずバスに乗れる」と3人とも思いこんでいたのですが。所詮中学生なので。)
十和田市の市街地からだんだん山中に入って行きますが、急勾配はないし、観光用車両が多く通る道路なので道の状況は当時でもかなり良かったのです。
しかしまたこれもお子ちゃまの浅はかな考えというか、バスと言えども都会の路線バスと違ってバス停間の距離がすごく長いわけです。
バス停はすぐ目の前にあるだろうから、という考えのもとに「途中で後続のバスに乗れるだろう」と思いこんだのが運の尽きでした。結局バス停も何もない田舎町で2時間も後続のバスに抜かれてしまい、3月の雪多き十和田路を25㎞も歩いたのでした。ユースホステルには19時過ぎに到着し、途中から「夕食取っておいてください。必ず行きますから。」と電話しておいたのは正解でした。
都会と田舎の違い、観光客が多く来る時期と閑散期の違いが分からないなんて本当にお子ちゃまでした。
でも若いがゆえに出来た事なんですね。
ほかにも細かいことはあるのですが、でも国内旅行の場合は取り返しのつかないことになるという旅のトラブルは事故や盗難にあったりしない限りほぼなく、やはり日本は安全で便利な国なんだなとしみじみと思います。
あー、何とか無事で良かった!
トラブルではないけど旅先でのびっくり仰天
■予想もしない車内販売
本サイトのご訪問者様でおられる「左馬之助さん」から頂いたコメント、「ゲリラ販売」を読んで私も似たような経験を何度もしたのでご紹介します。
それは国鉄からJRになった直後、そしてしばらくの期間怪しい車内販売員が全国各地で横行していたのです。
普通車内販売員と言えば、ワゴンまたは籠などにお弁当や飲み物を乗せて売りに来ますよね。
アイスクリームだけの販売とかだとアイスの箱ごと手で持って来ることもかつてはありました。
いずれにせよ正規の販売員であれば、会社の制服と名札を付けており、一見制服に見えないスーツを着ていてもやはり胸の名札または腕章を付けて売りに来ます。
でもJR発足直後とかは「名札や腕章も付けていない。制服でもなく完全な私服」の人(殆どすべてがおっさん)が途中駅からアイスの箱やスーパーの籠にジュースなどを詰め込んで乗って来る人がいました。
そして「アイス、ジュースはいかがですか?」と売りに来るのですが、決まって「途中駅から乗車し、途中駅で降りる」のです。決して始発/終点での乗り降りはしません。
さらに付け加えると検札のために車内を行ったり来たりしている車掌がいる特急や急行には乗ってこないのです。新幹線はもちろんです。
これって明らかに違法販売ですね。やばいな、と思っていたので私は一度も買ったことはありませんが、夏の暑い日にはアイスなどけっこう売れていたようです。
なかには「へぇー、鈍行列車にも売りに来るんだね。便利だね」と感心しながら買っている人までいました。
車内ですからぼったくりはないでしょうが、衛生面など不安が残ります。
そしてJR職員の間でも周知され始めたのでしょう。
ある日乗ったローカル線の普通列車内のアナウンスで「制服や名札を付けずに車内でアイスやジュースなどを売る者が見受けられますが違法ですので絶対に購入しないで下さい。」と言っていました。
その列車には怪しいおっさん販売員はいなかったのですが、じわじわと浸透していたのが問題視されたのでしょう。
今ではそんな人は全く聞かなくなりましたし、それどころか特急や新幹線でも正規の車内販売廃止が相次いで寂しいですね。
■正規販売だけどびっくりするものを売る!
今度は正規の車内販売の話題です。
静岡県の天竜浜名湖鉄道をご存知でしょうか? 東海道本線/新幹線の掛川駅から浜名湖北端を通り、やはり東海道本線の新所原(しんじょはら)駅までを結ぶ第3セクターのローカル線です。
もう30年近く前なので今は車内販売自体があるのか分かりませんが、この鉄道は途中駅(駅名忘れた)からおばちゃんの社内販売員が乗って来ます。もちろん正規の方です。
小さな列車なのでワゴンではなくて手に籠を持って売るのですが、ジュースやお菓子などの他にたこ焼きを売っていたのです!
驚きましたがそこそこ地元客にも売れていたようで私も買い求め、車内ではたこ焼きを食べるという雰囲気ではなかったので降車後に食べたのですが、どう見ても乗車する直前に焼いたのではないのか?という熱々で放置された感じはしませんでした。
このおばちゃんはたこ焼き屋の人なのかどうか分かりませんが、長距離列車だってたこ焼き売りに来ませんから驚きましたね。しかも1~2両で走るローカル線で。強烈な思い出として残っています。
この「びっくり仰天」の話しも車内販売のこと以外にも直ぐに思い浮かぶものがたくさんあります。
でも一つ一つがネット記事にすると問題になるものばかりなので書くのを控えようと思いました。
それらは訪問地の独特の文化に関係するものではありません。
日本国内でも地方によって様々な文化伝統があるのは当然であり、それらの多様性を否定する気持ちなど全くないからです。
しかし、ここに書けない多くの内容というのは訪問地で受けた処遇などに関するもので、書いてしまうと個人や特定の宿/店への攻撃と捉えられないものだからです。
内容は皆さんのご想像にお任せしますが、旅というものは行く人とそれを受け入れる人との人間関係そのものでもありますので、旅好きの方であれば様々なご経験をされているはずなのでご理解頂けるかと思います。
ですので本件についてコメントを頂く際は「自分はXXXホテルでこんな不愉快な思いをした」などはご遠慮下さるようお願い申し上げます。もしそういうコメントを頂いても承認出来ません。
勝手な事を書いて申し訳ございません。
これからの私と皆さんの旅が多少のハプニングがあっても思い出深い素晴らしいものとなり、出発から帰宅まで笑顔でいられることを祈念して記事の結びにさせて頂きます。
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最近会ったハプニング・・・一昨年の12月に北海道に行った時、釧路から夕方の飛行機で帰る予定で、だらだらと昼過ぎから鶴居村の温泉に入っていた時・・・エア・ドゥからのメールが来て「釧路発は濃霧のため運休いたします」と・・・ヤバい!と思い、急いで空港まで行くと・・・全面運休!こりゃ翌日の仕事や住む様かな?と思ったが、空港のレンタカーにあった釧路駅の時刻表を見ると・・・新千歳まで特急おおぞらで移動すれば今日中に帰れる!ということで即、エア・ドゥに連絡してチケットを変更し、タクシー乗って空港から近い白糠駅まで行ってそこから南千歳まで特急おおぞらに乗り、新千歳から無事帰宅したのでした。
事故ってスピードダウンしたとはいえ、昔に比べて特急おおぞらがスピードアップしたお陰でこのような手が使えたのでした(もしも、富良野経由の頃ならば絶対に不可能でしたね)。
キュア梅盛様
こんにちは。コメントありがとうございます。
冬の北海道は交通トラブルが非常に多いです。東京の友人も何度も冬に散々な思いをしていました。
今回は「おおぞら」で新千歳に行けてよかったですね。列車も飛行機ほどではありませんが、運休や大幅遅延もあります。
それと釧路空港の濃霧問題は大昔からですが、これでも相当改善されました。
確か20年以上経つと思いますが、釧路空港は全国の空港でも希少な自動着陸対応装置があるのです。
多くの大型旅客機は搭載していますが空港側に設備がないと使えません。
私が15年くらい前に夏に釧路空港に降りる直前の機長のアナウンスで、
「釧路空港は非常に霧が濃くて視界が大変に悪くなっていますが、当機は自動着陸で着陸します。」
とわざわざ言っていました。
TV番組でコックピットから自動着陸の様子を見たことがありますが(海外のもの)、
目の前が真っ白で視界ゼロの状態でいきなり滑走路が表れて安全に着陸するのは驚きました。
素人目で見ると怖かったです。
旅先の「どっひゃー!」体験、僕にもありますよ。
鎌倉の松竹撮影所裏に、NHKで大昔に放送されていた人形劇「チロリン村とくるみの木」の劇団があり、
半世紀前の学生時代、僕は、その劇団に所属していました。当時は、もう、テレビからは撤退し、もっぱら全国の幼稚園・保育園を巡回公演する活動が中心で、あの日も、ワンボックス車に舞台や人形を詰め込んで東北公演の最中でした。
劇団本部で広報担当もしている僕に用事が出来て、急きょ帰京することになり、秋田駅で仲間たちに見送られて一人、羽越本線経由の昼行ディーゼル特急「いなほ」に乗り込みました。
鉄道好きの僕は、狭い車から解放されて快適な特急旅で東京へ戻れることにルンルンでした。
ところが、発車して間もなく、車掌のアナウンスが流れている最中に、ガタガタッとマイクを何かにぶつけるような音がしたので(何やってんだッ!、車掌は)と呆れた瞬間、自分の座っている座席に大きな衝撃があり、ブレーキ音が響く中、車体が斜めに傾いていきました。
脱線したんです。幸いケガはありませんでしたが、救援車両で秋田駅へ戻されたものの足止めを食らってしまいました。
劇団の車で、次の目的地へ向かって行った仲間がラジオニュースを聞いて秋田駅まで引き返してくれないかと一縷の望みを持ちましたが、ダメでした。今の時代なら、携帯電話で容易に連絡が付くんですがね。
羽越本線は不通だし、上野行きの奥羽本線経由も満席で、泊まる所も無く途方に暮れましたが、なんとか粘って、運よく夜行急行(「津軽」だったかな?)の三段ベッドの一つに空きが見つかって、何とか戻って来ることが出来ました。
景色が愉しめる昼行の特急には乗れずに残念でしたが、窮屈ながらも寝台列車が体験出来たのはラッキーでした。
今でも、朝靄の中、上野駅に近づく鶯谷辺りで、開けたデッキに立って並走する山手線を眺めたことが思い出されます。
浜のヨースケ様
コメントありがとうございます。
脱線ですか!それは経験がありません。
「いなほ」は電車になって新潟~鶴岡間は数えきれないほど乗りました。
鶴岡に横浜時代の会社の工場があってしょっちゅう出張していたのです。
多い時は週に2度行きました。
電車のアクシデントで散々な目にあったのはやはり人身事故です。
ご存知でしょうが、特に大都市圏は12月に入ると凄い件数があり、
次に3月でした。
12月は毎日首都圏のどこかで必ず「飛び込み」がありました。
私の利用していた京浜東北根岸線も多い時だと2日続けてでした。
きっと何かに悩み苦しんだ方が「これでは年が越せない」ということで
12月に飛び込むのだと思います。3月も「春が迎えられない」とかあったのでしょう。
私はこのような行為は否定派ですし、多くの方に多大な迷惑をかけますね。
それに近年、以前は噂にしかならなかった鉄道会社への損害賠償がとんでも額になる事を
知りましたので家族にも迷惑を掛けますね。
旅先のアクシデントも程度問題で思い出にもなりますけど。
おはようございます!
今朝の横浜は、五月晴れが小休止で小雨が降っています。
さて、本テーマの「旅先でのアクシデント」ではなく「アクシデントでの旅出」話しで恐縮ですが。
40年近く前、5歳の息子と、一駅隣り町の私の実家で飲んだくれて夜遅くに帰宅し、玄関ドアーを開けようとしたら、ガチャンと衝撃がして、ドアーが数センチ開いただけで止まったので、一瞬、何が起きたのか分からず、酔いが醒めました。
私が息子を出汁にして自分の実家で遊んで来たことに腹を立てた妻がドアーチェーンを掛けていたのです。
団地だから、部屋への出入りはこのドアーしかなく、私の入室は完全にシャットアウトされてしまいました。たとえ鍵を持っていても、こうなるとお手上げで、ホントに恐ろしかったです。
この場面で実家へ戻るのは簡単でしたが、そうすれば妻の怒りに拍車がかかるのは目に見えていたので、私は妻の実家へ逃げ込むことにしました。
といっても、京女である彼女の家へ行くには夜も遅く、もう下りの新幹線が終わっていましたが、横浜駅から急行寝台列車「銀河」に間に合い、狭いベッドに息子と二人でもぐりこみました。
翌朝、到着した妻の実家から義父に電話をかけてもらい、何とか妻の許しが得られたので、即刻、新幹線で帰浜した次第ですが、交通費がかさんだ夫婦喧嘩の顛末で「どっひゃー!」でありました。
皆様、ドアーチェーン攻撃には、くれぐれもご用心あれ!
浜のヨースケ様
コメントありがとうございます。
私はさすがにそのような事はございませんが、夜からいきなり予定外の長距離旅行というのはあります。
もしかしたら既にご覧頂いたかもしれませんが、以下の記事をお読み頂ければと思います。
シンデレラエクスプレス(JR東海)
管理人様お久しぶりです。
当てはまるかどうか分かりませんが、現在進行形です。本日線状低気圧の接近で、現住地の京都もひどい有り様です。
さて、所用があり、地下鉄鞍馬口駅に行き、さあ地下鉄六地蔵駅付近に帰宅しょうとしたところ、地下鉄東西線が軌道内浸水により、運転見合わせ中とのコールがありました。
駅員さんに確認すると代替輸送可能ということで、京都駅からJR利用かと思いきや、なんとまさかの、京都駅から丹波橋駅まで近鉄で、丹波橋から京阪乗り換え、さらに中書島駅乗り換えの六地蔵という、小旅行となりました。
皆様も悪天候時の外出はくれぐれもお気をつけてくださいね。
べんがる様
こんにちは。再訪とコメントありがとうございます。
私も横浜時代は様々な交通トラブルでかなりの迂回を相当させられました。
京都や大阪は分かりませんが、実は首都圏の交通トラブル(殆ど朝)には特徴があります。
それは12月と3月、平日の月曜日の朝は鉄道への飛び込みが物凄く多いんですよ。(水曜日くらいまである)
首都圏の駅のホームには行き先表示に事故があると文字列で内容が表示され、これはJRだけでなくて多くの私鉄や地下鉄とも連携して表示されます。
それを見ていると12月、3月の月曜日は「無い日が無い」状態です。自分の路線になくても必ずどこかであります。
多分12月は「これでは年を越せない」、3月は「春を迎えられない」などの心理が働くのでしょう。
御気の毒とは思いますが、必ず月曜日とかの朝のラッシュピーク時、それも郊外の駅ではなくて必ず都心中心部に近い大きな駅であるんです。
つまり多くの人に看取られたい、という気持ちなんでしょうね。
線路わきにブルーシートや血が付いた多くの新聞紙を何度も見ました。
通勤は旅先ではないかもしれませんが、通じる部分もありますね。
悲しいです。