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放課後の学校裏で売っていた物・・・

小学校の裏門で商売するおっさん

私が小学校時代を過ごした1960~1970年代は、たまにですが学校の裏門で下校時に「怪しい商売」をする「怪しいおっさん」がよくいました。

地域で言うと東京都練馬区です。
練馬区でも上石神井の方なので昔も今も同じ区内でも「田舎」の方でした。

この「おっさん」も怪しい商売に後ろめたいと思っているのでしょう、いる場所の95%は裏門付近で残りの5%は正門からやや離れた通学路という場所でした。

 

服装は普段着もあれば以下のイラストのように冗談みたいな恰好をしている人もいました。

今思うと年齢は50前後、もしくはもっと年上だったと思います。

特に「冗談みたいな恰好」の人は付近に乗って来た車が置いてあるわけでもなく、片づけるとその格好のままでどこかに消えて行ったのです。

↓↓↓↓

そんな馬鹿な! と思われる方ばかりだと思います。

実際の違いは「パイプを持っていない(通常のタバコ)」、「片目の眼鏡なし」、「ヒゲは普通」でした。

でもステッキを持って本当にこんな↑↑格好だったんです!

 

当時のテレビでもこんな格好が流行っていたわけではありません。

強いて言えば「悪魔くん」に出て来るメフィストくらいですが、真似をした感じでもなかったです。

参考記事: 練馬区石神井公園はヒーローの聖地

とにかくうさん臭さ満載のおっさんでしたが、単純に子供の気を引こうと思ってこんな格好をしていたんでしょう。

今の時代じゃ考えられませんが。

学校の裏で何を売っていたのか?

問題の売っていたものですが、記憶の範囲で列挙すると以下のようなものでした。

 

● 明らかにインチキ臭い芸能人の色紙
→特に覚えているのは当時テレビで見ない日はなかった「コント55号」の欽ちゃんと次郎さんの似顔絵が入った色紙。
「コント55号」をご存知ない方はこちら(Wikipedia)をご覧下さい。

● スーパーボール
→スーパーボールは当時から流行っていて、授業中に弾ませて怒られる生徒も多かったのです。
「怪しいおっさん」はそのことをよく知っていたと思います。
多分どこかの縁日で仕入れたのでしょう。

● 人形の着せ替えセット
→「怪しいおっさん」はもちろん女の子向けの商品にも抜かりはありません。
当時大ヒットだった「リカちゃん」用と思われる着せ替えやアクセサリーも多く取り揃えていました。

● 手品セット
→当時流行っていた物の一つに「手品関連」があります。
テレビでは手品を取り上げる番組も多く、またこれらを家で誰でも出来るというセットをデパートやおもちゃ屋で売っていました。

これらを「怪しいおっさん」は取り扱っていたのですが、デパートで売られているものに比べると明らかな「パクリ感」満載の低品質商品というのが子供でも分かりました。

ざっと覚えているのは上記ですが、「怪しいおっさん」も車で売りに来ているのではないので、そんなに多くの種類を持ち運べなかったと思います。

またお菓子などの飲食物は全く売っていませんでした。

 

皆でからかった「怪しいおっさん」

この「怪しいおっさんの店」には多くの子供が集まります。
皆興味津々でしたが、でも「インチキ臭い」、「胡散臭い」というのは低学年でも決めつけて見ていました。

おっさんが商品説明をしだすと皆ヤジを飛ばします。
するとおっさんは「黙って聞きなさい」と怒ったりもするんですが、ある日私が「な~んだ!子供だまし!」を連発して言ったら、おっさんは頭に来たのか、或いは別の原因で虫の居所が悪かったのか、前述したステッキで軽くですが頭を打たれました。

でもこれらの風景は日常的なものになっていたのです。
もちろん日常的な出来事にもなれば、このおっさんの事が学校や親にばれないわけがありません。
ある日各クラスごとに担任の先生から、

【放課後学校近くの路上でおもちゃなどを売っている人がいるようですが、決してそういう人から物を買ったり近づいては行けません。ましてや皆さんはお金を学校に持って来ていないはずですし、欲しいものは一旦帰宅してから親とお店に買いに行きましょう。】

という通達がありました。

そしてそれからほどなく「怪しいおっさん」は完全に姿を消したのでした。
もしかしたら放課後PTAや町内会の人たち(場合によっては警官含めて)がおっさんに注意したのかもしれません。



不思議だった怪しいおっさん

当時も現在も小学生はお金を学校に持って来てはいないと思います。
(中学生ならばともかく、小学生は純粋なので殆どの子は持って来ていないはずです。)

こんなこと分かっているはずなのに、放課後学校裏で待ち受ける「怪しいおっさん」は真剣に物を売ろうと思っていたのでしょうか?

事実私が見ている、聞いた範囲で買ったという人は誰一人いませんでした。
また何か気に入ったおもちゃがあった子供がおっさんに、

「今お金持っていないので直ぐに家から持ってきます。待ってて下さい。」

と言って慌てて帰宅していましたが、その子が戻るとおっさんは既に撤収済みだったそうです。

仮にいくつか売れたとしても単価は恐ろしく安いし、生活なんて無理のレベルです。

 

また私は小学校5年の途中で新宿区(新大久保)に引っ越して転校していますが、さすがに新宿ではこのような「怪しいおっさん」はいませんでした。

というか、放課後物を売りに来る「怪しいおっさん」はいなくても、新宿ならではのもっと別の意味での「怪しいおっさん・お兄さん・お姉さん」がたくさんいましたけどね。

 

今思うとこれらは思い出の一コマですが、現在子供を持つ親になり犯罪に巻き込まれなくて良かったとも思います。

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こんにちは。私の名前は「 ノンダクレー」と申します妻子持ちの普通のクソ親父であります。
東京で生まれ育ち、横浜市に長いこと住み、現在は北海道札幌市におります。
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